そういえば、忙しいとかぬかして、更新が気まぐれになっていた上に、

最近はドラマと引越し報告に成り果てていたカス日記ですが、

そんな自分ももちろん大好きですが、そんな自分が一番好きですが、

アカデミー賞も発表されたので、 今日は久々に映画ネタでいきます。

まずはアカデミー絡みから。


作品賞・監督賞・助演男優賞・脚色賞の堂々4部門を受賞した「ノーカントリー」。



通りかかった道に落ちていた大金と死体。 もちろん大金だけを拾って逃亡。

それを追う殺し屋、それをさらに追う警察。

もう泥沼。


個人的にはこういう地味で暗い話は好きじゃないし、

お金は落ちていても持ち逃げしちゃだめだし、

死体が横にあったら他にやることいっぱいあるだろうし、

同じコーエン監督の「オーブラザー」は8割爆睡だったので、多分見ないです。


3月15日(土)公開



続いて、ダニエル・デイ・ルイスが主演男優賞を受賞した「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」。



このポスターの時点で「ノーカントリー」より暗くて地味なことは安易に想像できるので、

もうこの話はこれでおしまい!


4月公開



続いて、脚本賞を受賞した「ジュノ」。



16歳の女の子が妊娠をして、生んで里親に預けることを決めたものの、

妊娠中に気持ちが変わって・・

という暗くなりがちな話を明るく爽やかに描いたコメディ系の映画。


というか、人間やることやったら子供なんてできるのに、それがわかってるはずなのに、

やることやっといて、妊娠しちゃってさあ大変っていう話はまるで、そうまるで興味がありません。

大体、『できちゃった』で生まれてきた子供の気持ちになってみなさいよ。

あたしゃ、やるせないよ。


というわけで、俺から言えることは、

生むなら全力で愛せ、できないなら生むな。


6月公開。




と、以上今年の話題になった3本を挙げましたが、

この作品以外にも、全体的に地味すぎて、日本はおろか、

アメリカ国内でもさほど話題にならなった今回のアカデミー。

さすがにこの状態はまずいということで、今後は多くの一般観客も魅きつける魅力があるという条件も、

加味させようという運動が起こっているようです。

世界最大の祭典でもあるわけだから、「ボーン・アルティメイタム」のような、

質も高く、観客の支持もあるような作品こそが選ばれるべきだと思います。そう思います。

じゃないと、身内盛り上がりだけのの自己満足の祭典になってしまいます。

がんばれハリウッド。



というわけでエブリデーエンタテイメントな俺が選ぶ、

今年前半でお勧めの映画をいくつか挙げようと思います。


まずは、 「ライラの冒険/黄金の羅針盤」



すでにこの手の映画は、ブームの火付け役であるロード・オブ・ザ・リング」が、

最初にして金字塔になってしまったので、

その後のファンタジー映画は、どれも二番煎じの宿命を背負っているわけですが、

二番煎じの中でも去年ヒットした「ナルニア国物語」は、

あまりにお子様向けすぎて見る気がしませんでしたが、

今回は、あらなんだかちょっと見たいじゃないと思わせるSFXが素敵です。

でも、ファンタジーなのに、このチラシのビジュアルがすべっている点と、

主演の女の子がどうみても悪役顔なのが引っかかります。


この映画は三部作を謳って製作を開始していますが、

アメリカでは宗教がらみを出してしまったせいでこけたものの、

アメリカ以外の国では結構なヒットになっているようで、

2作目以降続くかは、最後の主要国、日本での成績にかかっているようです。

でも僕にとってはどっちでもいいです。


3月1日公開。



続いて、「ジャンパー」。



何度かこのカスブログでも紹介していますが、

やっと、やっと公開です。


瞬間移動、ダグ・リーマン監督、

もうこの2点だけで見るっきゃナイト。

上映時間が1時間30分というのも最強に素敵。


3月7日(金)公開。



続きまして、「紀元前1万年」。




「インデペンデンス・デイ」「デイ・アフター・トゥモロー」のローランド・エミリッヒ監督最新作です。

紀元前1万年前の地球を舞台に、マンモスと人間が戦う?みたいな。

どっちにしても、エミリッヒだったら絶対に見るので、安心してください。


4月26日(土)公開。



続きまして、「隠し砦の三悪人」。



アニメじゃありません。

黒澤明の傑作をリメイクします。

特報ポスターを「スラムダンク」の作者が特別に書き下ろしたバージョンです。

予告編を見た所、もうオリジナルのかけらなんてどこにもないほど、

ぶっ壊して作っているようです。

それがなんともいい感じです。


この監督は「ローレライ」「日本沈没」と最強の糞駄作を作り続けている、

奇跡のミスターうんこちゃんですが、

それでも、日本では珍しく、超大作を手がられる監督なので、

あたしゃ、見守るよ。

ハリウッドのエミリッヒに対して、日本の樋口真嗣といったところでしょうか。

がんばれよ。


5月10日(土)公開。



続きまして、「マジックアワー」。



三谷幸喜監督最新作。

前作「THE 有頂天ホテル」が80億と、

誰も予想しなかった特大ヒットになった三谷の待望の最新作。

でも実は1作目の「ラジオの時間」、2作目の「みんなのいえ」と、

物凄いクオリティをきちんと作り続けて、観客がやっと三谷に追いついたという結果であり、

役所広司、松たか子、香取慎吾、伊藤四朗、オダギリジョー、佐藤浩市、

津川雅彦、西田敏行、唐沢敏明、YOUなど、

これをオールスターと言わずして、みたいなよだれ垂れ放題、死角なしの豪華キャストだったので、

そりゃこの結果だわ、と思いますので、

今回こそ、気を抜かずに面白い作品を作ってください(なぜ上から目線になっているの?)。

外れがない、という意味では、周防監督、矢口史靖監督と同じ、日本映画界の貴重な宝です。

期待してまっせ。


6月7日(土)公開。



ラストは「ダイブ!!」。



THE 青春です。

飛び込みに青春のすべてをかける少年たちを描きます。

キャストに現役の少年たちをもってきたところでこの映画は勝ちです。
予告を見た限り、儚いきらきら感がきちんとでているので、

絶対見ます!俺見ます。

でも一人で見るのは大丈夫ですか?


6月公開。




というわけで、長々ご清聴ありがとうございました。

バーイ。