Hey! Say! JUMPの勢いと魅力に負けてうっかりしておりましたが、

GReeeeNの新曲「人」も発売しておりました。

好きです、この歌。

凄くまっすぐな歌ですよねこれ。

この人たちには、このまま素直な歌を出して欲しいです。


さてよ、そんな俺は懲りずに今日も映画の話です。


1年に公開される映画のうち、大ヒットすることが宿命づけられている作品が、

毎年数本あります。観客の期待と、それを成績につなげるための宣伝によって、

それは結果的に、期待にそぐわず、年間ランキングの上位に位置づけするほどのヒットにつながります。

今年は「パイレーツ・オブ・カリビアン」「スパイダーマン3」「HERO」「ハリーポッター」などがあたります。

来年もすでに数本挙げられていますが、中でも、宮崎駿の「崖の上のポニョ」は、

4年に1度のオリンピック級の映画で、今年の年間1位が「パイレーツ3」の110億だとすると、

宮崎映画は、歴代1位の「千と千尋の神隠し」が304億、「もののけ姫」「ハウルの動く城」も200億と、

レベルが段違い。

それ以外にも、「インディジョーンズ4」、三谷幸喜の最新作「ザ・マジック・アワー」、

「ライラの冒険」、「ナルニア国物語 第2章」などが間違いなく上位に食い込んできます。

もうこの5作が来年のベスト5になるといっても過言ではないと思います。


んが、映画界全体で見ると、話題・成績が、こういうヒットすることが義務づけられた作品だけに集中するより、

それ以外のサプライズヒットが何本でるかで、劇場もそうだし、配給会社も正常な利益を生むことができます。

公開される前はそこまで期待されていなかったのに、蓋を開けて見たら、ありゃま大ヒットという作品や、

内容の良さがうまく宣伝で伝わり大ヒットへ、そんなに内容は良くないけど宣伝がうまくてヒットへ、

また口コミが伝わり、公開後に火がついてヒットへ、など、

ベスト10に入るか入らないかのヒット作品がどのくらいでるか、で全体の充実度は変わってきます。

今年で言えば、「幸せのちから」「マリー・アントワネット」「バベル」「ナイト・ミュージアム」

「どろろ」「アンフェア」「武士の一分」、

そして今大ヒットしている、「恋空」「クローズZERO」は、サプライズ中のサプライズですね。

誰が、「ALWAYS」と「恋空」がデッドヒートを予想したでしょうか。



そんな可能性を秘めている作品をいくつかご紹介します。




「魔法にかけられて」


ディズニーが贈る、上半期最大の未知数作品。

アニメの中のプリンセスが現実の世界にきてしまって・・・

というなんだか聞いただけでワクワクする映画。


2008年3月14日(金)公開。





「ジャンパー」


「Mr,&Mrsスミス」のダグ・リーマン監督が贈るSFアクション。

古代よりテレポート能力を身につけている一族と、

その一族を抹殺しようとする一族の対決の話。

個人的にはかなり楽しみな1本。

絶対に面白いはず。


2008年4月公開。





「クローバーフィールド」


「LOST」「M:I:Ⅲ」のJ・J・エイブラムスが製作する、

パニック映画。

このタイトルも仮で、まだ正式な情報がほとんどない映画。

どうやらモンスターパニックものであること、

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のような手ぶれ映像満載だということ、

ということで、日本ではなかなかのハンデがありますが、

もしかしたら、もしかしたら・・・っていう映画。


2008年4月公開。





「バンテージ・ポイント」


大統領暗殺。

この事件を目撃した5人の異なった視点から真相を暴く。

かなり骨太な、でもスタイリッシュな映像が見れるはず。


2008年3月公開。



とりあえず、上半期に要注意な映画をあげてみました。

とりあえず、今、スーパー眠いので、寝てもいいですか?

それではまた。