そうだね、この時期はきついよね。
気温の変化が激しすぎるから、
Tシャツの人もいれば(それはさすがに寒いだろうよ)、
ダウンを着てる人もいる(それはさすがに暑いだろうね)。
だから、ちょっと気温が、思ったより、下がらなかった日、
電車の中は、稽古の後、みたいな臭いがするよね。
そうだね、それはきついよね。
満員だったらもうまっつん(米兵)の鬼畜稽古を終えた後みたいだよね。知らないけど。
季節の変わり目は残酷だよね。
さて(あ、さて)、話しは変わりますが、
いまバレーのワールドカップが絶賛開催中ですが。絶賛というのは俺の中だけですが。
スパイクの攻とレシーブの守がある程度形ができて、世界ランキングで5位あたりまで昇ってこれましたが、
4年前に比べるとそれだけでも結構凄いことだけども、
目指してのはやっぱりメダルで、だけど、今回の大会でそこに行けない理由がはっきりしましたね。
それはブロックです。
日本の上にいるチームのブロックは並じゃありません。
それだけで、圧倒的な攻撃です。
ブロックを決めるというのは、相手の自信をなくすと共に、
味方のチーム内の雰囲気も一瞬にしてがらっと変える不思議な効果があります。
勢いがつくというか、波に乗るきっかけになるというか。
で、いまの全日本にはそれが決定的に欠けています。
まず身体的にも顕著です。上位チームとは、平均身長が10センチ以上違います。
ブロックには2種類あって、相手の攻撃をある程度読んで、ブロックするのと、
レシーブが乱れて、きちんとセッターにボールが戻らず、
攻撃が、もうレフトへのオープントスしかなく、誰が見ても、はいこの人が打ちますよー
というスパイクを、こちらも冷静に1点集中型でブロックする、という2種類です。
で、全日本はどちらもだめ。
まず身長が平均的に高くないから、低い方を狙われて、スパイクを決められる。
あとはブロックの技術。
ブロックっていうのは、みんな単純に手を出してるだけじゃなくて、
相手を見て、コースを予想して、手の位置を変えたり、角度を変えたりしてるのね。
そういう技術的な部分が物凄く未熟。
多分、止めるぞ、止めてやんぞーっていう威嚇の気持ちも少ない。
外人なんて、身長が高いっていう自信があるから、
打てるもんなら打ってみなさいよ、その代わりすんごい壁、いくわよーって感じ。
日本はセッターが159cmしかないから、180cmのアタッカーがスパイク打てば、
そりゃ決まるわな。
速さのバレーを目指してきた、というか高さに対しては速さでしか対抗できないから、
速さのバレーでは天下一品の竹下は必要だけど、
速さのバレーは、サーブレシーブがきちんとセッターに戻るっていうのが大前提なので、
それが崩れると総崩れで、あとはようこそグダグダの世界へってな感じで、
そうなると、高さは元からだめ、速さも期待できない、となると、これが限界ですね。
ただ、今後、身長が高い選手が確保できれば、ガラっと変わって、
一気にベスト3狙えるかもね。
でもそれって難しいかもね。
そうそう、高さといえば、
僕が大学生の頃、肌なんて、鬼のように水を弾いていた頃、
あるバイトを始めて、驚いた。
まず同期の女の子が全員自分より身長が高い。
そして先輩の女の人で、自分の倍くらいある人がゴロゴロいる。
これがTOKYOなのか、としみじみ思いました。
私は密かに、彼女たちを、ガリバー軍団と呼んで、邪険視 困惑 嘆き 崇拝しておりました。
そんなガリバー軍団のうちの一人が明日結婚します。
本当におめでたいことです。嬉しい限りです。
心から祝福致します。
どうか末永くお幸せに・・・・
きれいにまとまりましたな。