【40歳チャレンジ・第8回/大股歩行&バウンディング】の説明 | カッコイイおじいを目指すランBAKA院長のトレーニング診療日誌

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ウルトラランナー・トライアスリート院長の加齢と闘うドタバタ奮闘記

私が考える『股関節を使った走り』で一番重要な動きは

   <脚を体幹軸より後方に動かす事>

 

今回の【40歳からのウルトラマラソン・チャレンジ】は

脚を後方に動かす『股関節の伸展』の練習です。

 

 

雑誌やランニングコーチの方達が、股関節の重要性を話しています。

トレーニング法や動作法は言われていますが

なぜ股関節が重要なのか、何が目的なのか、言われていないと思うので

私が考えるその理由と、構造医学的な理論をお話します。

 

☆私が考えるランニングのメインエンジンの4つの筋肉

①大殿筋   :お尻の丸みの筋肉

②大腿二頭筋:大腿後面の筋肉、膝関節の下の外側(腓骨頭)に付く

③半腱様筋 :大腿後面の筋肉、膝関節の下の内側前部(鵞足)に付く

④半膜様筋 :大腿後面の筋肉、膝関節の下の内側後部に付く

<大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋>の3つがムストリング。

 

☆ハムストリングの2つの役割

①股関節の伸展:大腿(脚)を後方に動かす←これが重要!

②膝関節の屈曲:膝を曲げる

 

股関節も膝関節も、後ろに曲げるのに

股関節は『伸展』、膝関節は『屈曲』って面白いですね。

 

大殿筋を含む4つの筋肉は全て

脚を後方に動かす『股関節の伸展』動作をします。

ここまでが基礎知識。

 

           <しっかり骨盤前傾して、左の脚は体幹軸より後方に動いている>

 

ランニングは『股関節の伸展』で、骨盤を前方に押し出す運動。

 股関節の伸展=<脚を体幹軸より後方に動かす事>=楽に・速く・長く走れる動き

 

『股関節の伸展』のための最大条件は

『体幹軸:頭部~脊柱~骨盤まで』が真っすぐで

『骨盤前傾』している必要があります。

 <骨盤前傾=骨盤を立てる=ヘソが前を向いてる>

 

              <骨盤後傾のため、左の脚は体幹軸より前に曲がっている。>

 

体幹軸が真っすぐでないと

ヘソが上を向いてしまい、背中が丸く、頭が前に出て

骨盤が後ろへ寝てしまう『骨盤後傾』になっちゃいます。

 

股関節の伸展角度は小さいので

骨盤後傾では、立つだけで伸展角度が消えてしまい

脚を後方に動かす、メインエンジンの役割が無くなってしまいます。

 

その結果

すぐ疲れちゃう抹消の小さい筋群で

膝や足首を使って走る

ダラダラ・フォームになります。

 

これでは、とてもウルトラマラソンは無理。

メインエンジンを使えないため

『楽に・速く・長く走れる動き』にならず

すぐに疲れてスピードは落ちます。

 

時に、膝痛・腰痛・足底の痛みといった

局所の痛みと闘う事になります。

 

ウルトラマラソンの一番のリタイア原因は

長時間の膝などの特定部分の痛み。

②は、全身の苦痛に耐えられない

③は、走力不足によるタイムオーバー

 

要するに、『楽に・速く・長く走る』ためには

体幹軸を真っすぐにする『正しく立つ』が基本。

正しく立って、股関節で走りましょう。

 

これができると貰えるデッカイおまけは

膝の痛みの改善。

こうなったら、やるしかないでしょう!

 

↓『正しい立ち方』をクリック!

40歳からのウルトラマラソン・チャレンジ【第1回】

 

ウルトラランナーを目指している方や

膝の痛みで悩んでいる方

『サブ4』を狙ってる方は

もう一度『正しく立つ』に取り組んでみてください。

是非!

 

先週のトレーニング】

11/16(月):休 み

   17(火):休 み

   18(水):ラ ン・10,1㎞/58分58

   19(木):休 み

   20(金):ウエイトトレーニング

   21(土):ラ ン・26,2㎞/2時間28分35秒(5:40/㎞)

   22(日):バイク・<ローラー台>90分:距離47,3㎞/平均時速31,4㎞/h・瞬間最高35,9㎞

   23(月):ウエイトトレーニング

 

ふく山接骨院のホームページ

                        【腰痛・膝痛 さいたま市北区 ふく山接骨院、福山眞弘】