昨年公開された、ディズニー発のミュージカル映画。
これは人類全員に刺さるはずだし、特に大人世代におすすめしたい作品!
ミラベルの切ない感情は、大人の方がリアルに理解できる気がする。
このストーリーではミラベルとその他のキャラの才能の差が明確に描かれている。
その才能が「魔法」というのはもちろんファンタジーだけど、現実世界でも
「自分には出来ないことを簡単にやってのける誰か」に出会うことはいくらでもある。
ミラベルは明るく前向きなキャラクターだが、
おばあちゃんや姉から魔法の力がないことでつらくあたられ落ち込んだり、
家族が魔法によって人々から感謝される姿を羨んだりもする。
“自分らしく”いることが大切だと分かっているけど、やっぱり誰かに認められたい。
そんなミラベルに、ついつい感情移入してしまうのだ。
ディズニー映画だし、最終的にはハッピーエンドとなる。
だけどそれだけではない。
観終わった後、自分のことをもっと理解したくなるような素敵な作品に出会えたと思う。
音楽も最高に良かった。