本作の主人公ロイド・フォージャーは西国(ウェスタリス)のスパイ、コードネームは『黄昏』。

エリートスパイのロイドに新しいミッションが与えられるところから物語は始まる。

 

それは、東西平和を脅かす国家統一党総裁ドノバン・デズモンドに接近し情報収集すること。

 

滅多に表舞台に現れない彼に接するため、家族をつくり

子どもをデズモンドの息子が通う名門校に入学させるよう指示を受ける。

 

戸惑うロイドだが、孤児院でアーニャという“娘”を得て、

仕立屋で偶然出会ったヨル・ブライアを“妻”として迎え入れる。

 

しかし実はアーニャは「超能力者」で、ヨルは「殺し屋」だった…という話。

 

ネットの試し読みで数コマ読んだことがきっかけで、単行本を集めるように。

コメディなんだけど、キュンもあり、家族愛もあり、1ページ1ページ飽きることなく読める。

 

それぞれ自分の正体を隠しながら生きているのに

お互いを想い合うあまり秘密の力を発揮してしまうシーンも本当にかっこよくって素敵。

 

3人が出会っていくキャラクターたちも魅力的で、わくわくする漫画。