それを見回るのは、かのこさんの役割。
「お名前よろしい？」
「なべしま」
「しまの字体は山付き？」
「いや。山嫌い。」
「じゃあ海の幸ね！」
「海の幸もあんまり。ねぇ、左回りってのはどういう感じの脳みそだか知ってます？鉄が多いそうだから、気を付けようかなあと…あ、僕はまだ実験済みではないがしかし、それを秘めてる。」
「それと関係無いんじゃないかなあ。」
皆さんは信用しないでしょうね、私は天井から見てました浮游霊でした。
そして不思議な事に、私は回れ右が出来ない左回りタイプ。警視庁が、言われた一言は、鍋島さんと似てました。
「ところでお名前よろしい？」
「守。守護神ってかんじ。あ、君のじゃないよ。」
私はタイムマシーンみたいに浮游しながら、現在御健在の皆様に遠の昔に会ってるのです。
