三つ子と勘違いした経緯を尋ねられたらこう言える。
「博多湾近郊で産まれた直後に海で洗われ、洗い立ての膜(臍の緒を切って広げたのか？)で顔を被い壱岐行きの船に乗せて同じ頃にお生まれの赤ん坊が居るお家に行ったんですよ。きっと。そちらが三つ子と言い張ってるあにぃやラガーマンあにぃのお宅だったのです！残念です！通りで男子ばかり！」
その秘密の守備力たるや酷すぎる。
祖母は博多の家の風呂場の水に顔を押し付けられて懲らしめられていた。
警察官の娘とあっては終いにはころさるると言うわけを話せと言う訳だ。
何と悲しい物語り。