好みの違い | ひよこまめの凸凹リアル育児日記

ひよこまめの凸凹リアル育児日記

ちょーなん  高3♂
じなーん   小5♂(ASD・LD・トゥーレットの発達凸凹)
すえっこ   小2♀
3人の子持ちのアラフィフです。
発達凸凹っことの日々は笑いと涙とイライラの連続。
できるだけグチ少な目で、リアルな日々をつづっていきます。

                すけ 3歳6カ月



先日、外で遊んでいるときのこと。


どういう流れか忘れましたが


この本の ごっこ遊びをすることに。


 (外での2人劇は結構はずかしいですはずかしい


たのしいパンのくに (PHPにこにこえほん)/深見 春夫
¥1,260
Amazon.co.jp

パンのくには、ぜーんぶパン。

家も木も橋も電車も生き物たちも。


で、その中に こんな場面があるのです。


ひよの育児日記


恐竜パンの子どもが 橋を食べてしまい

左からやってくる 電車が 落ちるのです。




そこの場面をやっているときのこと。

突然 こんなことをいいはじめました。


すけ 「なんで 恐竜パンは 橋をたべたんだろうね~」


ひよ 「パンの橋がおいしそうだったからじゃない?」


すけ 「ちがうよ」


ひよ  ・・・・ なにが違うのでしょうかね ・・・・

     そもそも すけが質問してきたから

     適当に答えを考えたのにね~


すけ 「だって パンの木のほうがおいしいもん」


ひよ 「え~ 橋のほうがおいしいんじゃない?」


すけ 「違うよ! 木のほうがおいしいの!」


ひよ  ほほ~ 木のほうがおいしいのかふっ


     「じゃあ、なんでだろうね~

     木のほうがおいしいのに、

     なんで橋食べてたんだろうね~」


すけ 「うーんなんでだろうね~」


ひよ 「なんでだろうね~。

    やっぱり橋のほうがおいしいんじゃない?」


すけ 「ちがうよ! 木のほうがおいしいの!」

 

ひよ ・・・・なんだ その断定は(笑)


で、しばらく考えてたあと。


すけ 「あ! わかった!」

 

すけ 「恐竜パンは おいしくないほうが 好きなんだよ」


ひよ 「おいしくないほうが好きなの?」


すけ 「そう。 恐竜パンは すけとは違うでしょ?

     だから、おいしくないのが おいしいのよ」


    (姿形が違う 恐竜パン。

     よって、好みが違い、

     すけがおいしくないと感じるものを

     恐竜パンはおいしいと感じるといいたいらしい)

     

ひよ 「そっか~。そうだったんだね」


すけ 「そうだよ!」 すんごい自信満々(笑)



とまあ、こんな会話がありました。



 


興味深かったのが、 赤字のところ。


今まで、すけは、

すけが好きなものはみんな好きみたいな

超 勝手な思い込みというか

思考ばかりしてたのですが、

 (自分の世界がすべて!、みたいな)


今回、

自分とは違う好みを持つものもいるという思考に

たどりついてました。


ま、ね、人間じゃなくて、恐竜パンだから

そう思ったのかもしれないけれど。

昨夜の晩御飯のときだって、

「おとうさん これ好きでしょ!」って

ぐえが キライといっている納豆を

食べさせようとしてましたけど(笑)



それでも 

自分だけの世界がすべて、

基準は完全に自分という世界から少し抜け出て、

そういう見方もできるようになったのだな~と

ちょっと思ったのでした。