先週、保護者面談を数件しました。
そのうち、
Aさんは積極的に小学校の役員をされている方です。
人脈も広く、人づきあいが上手なので保護者間でも人気があり
いろいろ相談を受けたりされてます。
そして、ありがたいことに、私に行事予定や学校の様子など、
さまざまな学校の情報も多々くださる方です。
小学生の息子さんの勉強に関しても、小さなころから習慣づけをしたりと
ご家庭でうまくさせてこられています。
(今、反抗期にはいりかけで、ちょっと大変なのですけど)
で、そんなAさんから聞いた 衝撃の事実!!
実は、うちの塾には、勉強が嫌いだからしない理由として
「将来フリーターになるからいい(だから勉強不要)」
などと真顔で、ぬかしやがる(失礼)中学生が結構います![]()
そんなセリフを吐いた子には、
毎度毎度 現実を教えてあげます。
中・高・大学卒による初任給の違い(雑誌プレジデントなんか見つつ)。
一人暮らしするとしたら、いくらかかるのか。
フリーターと正社員の給与・福利厚生の違い。
国保と社会保険の保険料の違い などなど。
たいてい、そういった話をすると、
少なくともフリーターでは生活できないと皆気付くようです。
でも、毎年毎年、そういう子が結構いるんです。
今どきの中学生の風潮か、と思っていたら・・・
違いました!!
なんとなんと!!
小学生の保護者たちに、
「フリーターでも生きていける」と公言している
つまり、子どもたちに聞かせている方々が
かなり多くいらっしゃるそうなんです
もともと田舎なためか、他県にでたりせず地元就職が多く、
そうなると高卒で十分なために、
「大学いかない」と考えていらっしゃる保護者が多い土地です。
(だから幼児教育しているところもほとんどない。
高校に入学するための勉強だけでよいという考えが多い。
将来のための勉強という考え方はあまりない)
まあ、大学行く・行かないは別にどうでもいいのですが、
「フリーターで生きていける」。
そう子どもたちに言ってる保護者が結構いるというのには
本気で ビビリました。
なんでも、
学校の勉強以外の勉強をさせているのは、勉強のさせすぎ。
(勉強はほどほどできればいいという考えが多い。
まあ、これは常々感じているところ)
私立中学受験をするご家庭は、教育熱心すぎる。
(小学校受験じゃないですよ。今や結構普通になりつつある
中学受験ですよ)
小1の親が宿題をしたかどうかチェックをしているご家庭は過保護。
(小1から学校の宿題をしい子が多い理由がわかりました
そりゃ、チェックしなきゃ、さぼりますわ
低学年のうちに習慣をつけるのが大切なのに・・・)
勉強(宿題含む)や塾の話しをする保護者は、
かなり浮く存在となるそうです。
(塾の話はわかるのですが、学校の宿題や授業についても
話せないとは。)
よって、人脈が広いAさんでさえ、息子さんの進学や勉強のことを
まわりに相談できないそうなんです。
ご実家のある市の友人(県内でも学力が高く、中学校受験もさかん)に
しか話せないとのことでした。
実は、以前中2生を持っていたとき、その保護者が3者面談中に
「最終的には、コンビニのバイトでも暮らしていけるから」と発言し、
子どもの前でそれをいうか、とびっくりしたことがあったのですが・・・
今回の話しを聞いて、すごく納得がいきました。
ひょっとしたらAさんの息子さんの学年、
あるいはまわりだけかもしれない可能性もあるので、
その後、大学を行くのは当然と目指してらっしゃる
小学生の保護者3名の面談で、
ちょっとその話しを振ってみたところ・・・
3名ともが
「そのとおり!話すのはタブーになってる。」とのこと。
・・・・・ この地域の学力、当分あがりそうにありません・・・
*なんだか無茶苦茶な文になってしまいました。
が、この情報、私の中でかな~り驚いたことで、
ついつい書いてしまいました。
息子、将来どうしよう・・・