年末に読んでいた本の紹介です。
- 発達がわかれば子どもが見える―0歳から就学までの目からウロコの保育実践/乳幼児保育研究会
- ¥1,700
- Amazon.co.jp
これ、すけが1歳半になったころに買ったものの、
時間がない →
存在忘れる →
思いだしたとき必要なところのみ見る
って感じで、ようやく今回 全部とおして読みました。
この本は、
・0カ月から7歳までの心と体の平均的な発達具合
(言語、体、認識、自我などを 時期ごとにまとめています)
・時期ごとの 育児におけるかかわり方と配慮
・時期ごとの おすすめ玩具・本
などをまとめています。
ちなみに、今2歳3カ月のすけの場合(2歳から2歳6カ月)
≪全身発達≫
・ななめ姿勢を獲得。飛んだり、飛び降りたり、ぶらさがったり、
動くものを押したり、地面に手をつけて片足をあげたりする。
・動きの「速いー遅い」「高いー低い」などを理解しはじめ
自己調整できはじめる。
・手指では、ミカンの皮ををむくなど小指側の指にも力を入れて
外向きの動作もするようになる。
・積み木を積みきった後で、その積み木をつかって並べるなど
ほかの一次元の活動が展開していく。
・言語では、自分の名前を入れて話をし、自分の名前を出して
要求する。
・配分する課題で、自分に最多数、他者に最小数(1個ずつ)の
量を配分する傾向がでてくる。他者と自分を明確に区別。
≪あそびの援助≫
・再現や世話遊びを豊かにさせる。
・子どもが遊びたいときにイスに座って目線上で取り組めるように
コーナーを作るのがよい
とかいったことがのってます。(実際はもっとたくさん載ってますよ)
本当は、保育園の先生方向けのものだと思うのですが、
親として成長の目安を知っておくのはいいのではと思います。
周りの子とすぐに比較して成長が気になるって方には
おすすめできませんが、
成長の目安を知っておくということは、
教具や教材の与え方(時期や量、種類)を考える上で
大切だと思うので、
自分でいろいろ教育をやっていきたいという方には、
いい本だと思います。