私から見たら、「えええええ!!」という驚きの学力の子たち。
でも、よく見ていくと、子供が悪いわけじゃあないのです。
環境(保育園や幼稚園、小学校や中学など)や先生が悪い。
まわりの大人が悪い。
そして、一番は、保護者が悪い。
そう思うのです。
鉛筆や消しゴムなどをよく落とす子
机の上を片付けない子。
忘れ物をよくする子。
そういう子の保護者は、お知らせやアンケートを出しても、
期限を守らない、もう一枚ください、なんてことが多々ある。
保護者面談をしていて、保護者ばかりが話して子供が話すスキがない
ところの子供は、すぐに「わからない」「教えて」といいがち。
など 保護者の性格・作り出す家庭環境が
子供の学習面に非常によく現れるのです。
もちろん100%保護者が原因ではありません。
一つが原因なんてことはありえないと思っています。
複数が絡み合って原因になっている。
本人のもともと持っている気質も大きく関わります。
中学生以上に関していえば、本人の意思がもっとも大きく関係する。
それらは重々承知のうえで、それでも、やっぱり
一番は 「保護者が悪い」 と思うのです。
「保護者の責任が一番重い」、というのが私の考えに
ぴったりくる言葉かもしれません。
いま、子供の成績に本気で悩んでいて、私だってがんばってきた
のに 「保護者が悪い」なんて失礼だ と思った方。
不快な思いや、悲しい思いをされた方。
申し訳ありません。
でも、二百人近くの子供を見てきて、正気そういう感想をもったのです。
またまた長くなりました。③へ続きます。