ピサの街から移動すること 100km…
やってきました、芸術の街 フィレンツェ!
まずは 街が一望できる ミケランジェロ広場へ。
この ミケランジェロ広場 は、高台にある駐車場 みたいな雰囲気の場所で、
広場そのものに 車を乗り入れることは出来ません。 バスは 路駐状態。
しかも、混雑防止のために バスが駐車していられるのは 15分間!(でも誰も計ってないんだけど…)
あいにくの小雨も なんのその、 写真を撮るべく 慌てて飛び出す 日本人34人!
写真を撮る! 風景を撮る! 人物も入れて撮る!!
そして ふと気づくと……
この広場には このダヴィデ像がモニュメントで立っているだけでした。
お土産屋さんがあるわけでもないし、 慌てること無かった(笑)
さて、いよいよ街へ降りて ドゥオモへ!
そして 入り口はこう。
繊細さと 雄大さが 伝わりきらないのが残念です。
中はわりとシンプルで、ミラノとかと比べるとすっきりしていました。
他には 「24時間時計」 というのがありました。 この時計は 短針・長針 という区別が無く、
1本の針が 文字盤の上を 24時間かかって進んでいくと言うものです。
たしか 日没時に どーのこーの 針を合わせて… とか…。
うろ覚えすぎました。 ゴメンナサイ (〃_〃)
さて、芸術の街に来たからには、是非とも名画鑑賞をしなければ。
というわけで ウフィッツィ美術館 にやってまいりました。
ウフィッツィ とは、「公国の役所」 という意味だそう。
その名の通り、 市庁の 3階が 美術館になっております。
写真の 左右に伸びた建物は、 コの字型をした建物の 横棒にあたる部分。
建物内部の 縦棒にあたる部分から 撮りました。 なんちゅー広さだー。
3階 といっても、 フツウの3階ではありませんよ。
イタリアでは、日本で 「1階」 と呼ぶフロアを 「0階」 と呼びます。
2階が 1階 、 3階が 2階 、……そう、イタリアの 3階 は、日本の 4階。
さらに 建物自体が古く 天井が高い造りになっていることから、高さとしては ビルの5階くらい?
小さなエレベーターはあるものの、 ツアーですから ご年配の方が優先と言うことで……。
上ってやろうじゃないかっ、 自分の足でっ!!ヽ(`Д´)ノ
と言うわけで、階段でおっかけっこする バカ夫婦。
最上段で 息ひとつ切らさない 元・陸上部の夫さんを見て、 添乗員さん(40代女性)は
「ウソだ! 絶対 無理してる!!!」
と 息も絶え絶えに おっしゃいました (笑)
見学予定時間は 1時間だったのですが、 中は広く 45の展示室に分かれているので
全部見ていたら 日が暮れてしまうくらい。 だって、フツウの廊下にも 「古代ギリシャの彫刻」
とやらが 数え切れないくらい 飾ってあるのです。 内部の写真は撮れないのが 残念…。
なので、 ガイドさんが みどころの 10枚だけを 案内してくれました。
さらに その中でも有名なのが
ボッティチェッリ 「春」
レオナルド・ダ・ヴィンチ 「受胎告知」
ティツィアーノ 「ウルビーノのヴィーナス」
ラファエロ 「ヒワの聖母」
あたりでしょうか?(それぞれに画像のHPがリンクされています)
それにしても、1時間あるとはいえ 10枚の絵を見るので いっぱいいっぱい。
ガイドさんの説明を聞きつつ、 広い館内を移動しつつ… なので 1枚当たりにかかる時間は
4~5分弱? くらいでしょうか。
もっと ゆっくり見たかったようーーー せっかく行ったのにぃーーー o(TωT )
さて 美術館を出てから 少しの自由時間の間に、 ヴェッキオ橋を ささっと見学。
フィレンツェ最古の橋で、貴金属細工の店が 軒を連ねています。
夫 「あの橋、どっかで見たこと無い?」
私 「さあ?ガイドブックじゃないの?」
夫 「あっ!! たしか 3年前に 友達が送ってきた年賀状の 新婚旅行の写真じゃないか!?
ねえ? 確か そうだよね!?」
……結婚前に あなたに届いた 年賀状のことなんて 知りません!! (>_<)
芸術の街だけあって、 そこかしこで 芸術家の卵さんたちが 自作の絵を売っているんですが、
免税店から出たら 目の前を その人たちが ダッシュで逃げていきました。
な、なにごとーーー!? ……と思ったら、 後ろから 警察が。
許可なく 商売したら いけないんでしょうか。 びっくりしたけど、 逃げてる人も楽しそうでした(笑)
さて、そんなこんなで 観光3日目が 終了。
明日も 朝から 80kmほど 移動します。
お土産を吟味する時間が ホンットに無いよーーー (´□`。)






