さて、観光2日目。 

 

バスは昨日のうちに ヴェローナから 110kmほど移動し、ベネチア付近で宿泊いたしました。

 

イタリア地図  まだまだ 北ですね。

 

ベネチア。水の都、ベニス。

 

ベニスって、川(淡水)がたくさん流れてるのかと思ったら、海に浮かぶ 小島の集合みたいな感じでした。

 

といっても、大きな島が たくさんの水路や川で 細かい島に分断されている感じですが。

流れているのは 海水で、勝手に 「霧の都・ロンドン」 と混同していた ひよ子は カルチャーショック(笑)

 

道路の変わりに 水路がある感じで、ちいさな橋がたくさんかかっています。

 

役に立たないから 自動車は走っていません。 自動車の感覚で 船が走るんだそうです。

 

ごみの収集も船。 ホテルへの送迎も船。 みたいに。

 

 

 

ゴンドラ  とりあえず ゴンドラ

 

ゴンドラのサイズには規格があるそうで、幅2メートル、長さ14メートル、色は黒のみ (だったハズ)。

 

貴族社会だったころ、華美な装飾を施し、大きなゴンドラを 競い合って作っていた時期があり、

 

狭い水路が大渋滞になってしまったので やむなく規格を統一したんだとか。

 

……ひよ子たちが乗ったゴンドラは、生活水路を通っていったので、

 

たいして 素敵な景色には 出会えませんでした。残念。

 

 

 

サンマルコ広場へ  左から 大鐘楼、サンマルコ寺院、ドゥカーレ宮殿

 

ドゥカーレ宮殿は、総督住居と政庁、裁判所が一緒に機能していた 政治の中枢だったそうです。

 

まず3階まで上るんですが、階段がまず豪華。

 

階段  見上げると、こう。

 

政治にこの豪華さは必要なんでしょうか。ってくらいゴージャスです。

 

いろいろ見所はあったのですが、すべてが『ゴージャス!!』ってかんじで 

 

あまり印象に残っていません……。お腹いっぱい状態で、写真も撮ってないし。残念。

 

 

でも、中にある裁判所から そのまま牢獄へ行ける仕組みになっているんですが、薄暗くてコワイ(>_<)

 

雑居房から 独房に行った人は 処刑が間近、なんて教わると 余計にコワイ(>_<)

 

しかも 独房から 処刑場に行くための渡り廊下は 水路をまたぐ橋になっていて、

 

「橋の上から景色を見た囚人は 『この美しいベネチアの風景ともお別れか』 と ため息をついたそうです。

 

 そこからこの通路の橋は 『ため息橋』 と呼ばれるようになりました」

 

なんていわれると、臨場感たっぷりで 怖いじゃないですか!!o(;△;)o

 

たしかに……橋の上から見る海は、キラキラ輝いていてきれいでした……。

 

ため息橋  奥が『ため息橋』

 

 

 

サンマルコ広場から  サンマルコ広場

 

あとこの日は お昼を食べて、ベネチアングラス工房の見学をして、少しの自由時間のあと

 

260km の バス移動で終わりました。

 

いろんな都市にいけるのは楽しいけど、移動が多すぎるよー。

 

そんな基本的なことに、この日 やっと気づき始めました……★