前回 お伝えした、ドゥオモの内部です。
ミサを行っているので、静かに見学なのですが、写真は撮っていいんだとか。
遠慮なく撮影させていただきました。
大理石の柱がいくつも続いて、合間あいまに絵画があるのが お分かりいただけますでしょうか?
下のほうに写っている人たちと比べると、絵画や天井の高ーーーい雰囲気が伝わるかと思います。
ここには巨大なステンドグラスが3枚あって、うち1枚は写真の中央に写っています。
あまりに遠くて 巨大には見えませんが(^ ^ゞ
素敵な素敵なドゥオモの余韻に浸りながら外に出ると、着いたときよりも観光客が増えている。
がらんどうに近かった、ドゥオモ前の ドゥオモ広場は 鳩と 観光客で ずいぶん賑わっていた。
広場の真ん中には 騎馬像が。
私 「せっかくだから、あの像と広場全体も撮る?」
夫 「ヨシ、鳩オヤジにひっかからないように 行くぞ!」
説明しよう!
鳩オヤジ とは、べつに 鳩のコスプレをしているオヤジではない!(当たり前だ)
広場にいる観光客に笑顔で近寄り、その観光客の手に 鳩のエサを乗せてくれ、
さらに 手の上のエサに鳩が群がったところを 観光客のカメラで 写真におさめてくれるという
一見 観光地にありがちなサービスをしてくれる イイヒトに見えるような オヤジのことだ!
なぜ引っかからないようにするかと言うと、その鳩のエサは もちろん 無料ではない。
さらにいうと、写真を撮るのも 無料ではない。
有料と聞いていればこちらだってエサはもらわないのに、
サービスだと言わんばかりに 半ば強引にエサを押し付けて エサ代を請求してくるのだ。
しかし 一旦エサをもらってしまえば、一瞬のうちに鳩に食い尽くされてしまうので、
請求されれば エサ代を払わないわけにはいかない。
観光客のゆるんだ財布の紐を見透かした、ていのいい 押し売りのぼったくりである。
なので、エサをもらわないことが ぼったくられないための 一番の対策なのだ!!!!
……と いさんで広場の中央まで行ったら、鳩オヤジって どうやら 一人じゃなかったみたいなんです。
も~、中央の騎馬像までは 50Mくらいなんですが、行くまでの間に3人くらいが 代わる代わる
「Sir!Sir!!(はい!どうぞ!)」
って。 写真撮ってる間も カメラ持ってないひよこの手に エサをつかませようとするし、
戻るときは 一人がしつこく
「Si!Si!!(はい!どうぞ!)」
って言いながら ついてくるし……。
最初は無言で 首を横に振って 『いらないよ』 の意思表示をしてたんですが、あんまりしつこいので
「NO!NO!!(いらない!いらない!)」
と ずううっと 連呼していました。 で、ドゥオモ前に戻ったときには 諦めて離れてくれたんですが、
広場の雰囲気を動画で撮っていたら またうろちょろし始めて。
あとで動画をチェックしたら、オヤジがずっと フレームイン していました。
これって 腹いせ……?(TωT)
ちなみに オヤジたちは アジア系というか アラブ系というか、
ちょっと浅黒くて あきらかにイタリア人ではないので すぐに分かります。
この先 ミラノに行かれる方は 是非気をつけてくださいませ。
ああ、また長くなってしまった。 次回は ベローナ という街です。
