宝塚南口の総合音楽学院
「ひよこあいらんど
ミュージックスクール
」
やました ゆみです。
ブログのテーマの中の「お母さまへ
伝えたい事」の
「悩めるママ達へ」にも書かせて
頂いてます。
重複する内容がありますが読んで
頂けると幸いです。
お母さん方からよく聞くお話です。
お家で練習する時にお母さんが
掛けるお言葉。
「レッスンで何に気を付けてって
言われたの?」
「そこは違うでしょ」
「出来てないでしょ」
「どうしてちゃんとやらないの」
「きちんと出来ないのなら辞めなさい」
反面生徒達は
「練習してるよ」
「やってるよ」
「言わなくても分かってる」
「ママは黙ってて」
どんどんエスカレートしてしまいます。
お家でのやり取りよく分かります。
音が聴こえて来ると気になりますよね。
レッスンの時に違っててもスルーして
下さいとお話させていただいてますが
毎日聴いてるとなかなか難しいものです。
長くこの仕事し色んな生徒達を
見て来ましたが最終的に子供達に
任せてらっしゃるご家庭の生徒が強い。
転んでも自分で起き上がれる。
自分で切り開いて行くすべを学ぶ。
自分で出来た喜びを知る。
自信がつく。
次へ進みたくなる好奇心が持てる。
といい方向へ自ら歩いて行きます。
宝塚で教室を開く前の生徒達は
毎年の発表会・グレード(検定試験)
コンクールと気持ちを抜く時期が
ないくらいでした。
生徒達は学校の成績も優秀。
他の習い事も良く出来る。
部活・お受験も頑張る。
それに平行してピアノも。
試験・お受験の時にピアノを弾くと
気持ちがスッキリして又勉強を
頑張れる。
何処に練習する時間があるの?と
聞きたくなる程でした。
こうなる迄には沢山の壁にぶち当たります。
皆さんが通る道です。
それを乗り越えられるのは小さい時から
自分で進む事だと生徒から学びました。
レッスンに同席していただいてる
お母さんから「今週もバトルでした」と
よくお聞きします。
一生懸命になって下さってるが上に
そうなるのだと思います。
ただあまりエスカレートすると子供達の
練習しようと思う気持ちを壊して
しまう事にもなりかねません。
大人でもそうですが気持ちが乗らない
時ってありますよね^^;
私もですがやらないといけなのは
分かってながら向かえない事が
多々あり頑張ってる生徒達を見ると
反省する…
遊びたい気持ちを抑えてピアノに向かう。
毎日こつこつ練習する。
子供達には本当に大変な事だと思います。
正しい練習になってなくても
レッスンできちんとお話させて
頂きます。
一度や二度では改善出来ない事は
沢山あります。
「ま~るい手になってないよ」
「手首が下がってるよ」と
一回のレッスンで何度声を掛ける
事でしょう・・・
練習が流れ作業になってしまってるのも
よく分かります。
以前はよく雷を落としてました。
同じ事に対して3度は待ちます。
でもそれを越えると大きな大きな
雷が落ちます。
「ピアノは学校じゃないからやる気が
ないなら来なくていいのよ」
「お約束を守れないなら先生は
もう何も言いません。自分でやりなさい」
「今日はレッスンにならないから
帰って下さい」
生徒は泣きます…
「泣いても上手になりませんよ」
「泣きたいだけ泣いていいよ。泣き止む
まで先生は待ってますね」とそれ以上
声を掛けません。
生徒は私の様子をちらちら見ながら
少しずつ泣き止み冷静さを取り戻します。
こわい講師ですよねぇ…(^^;;
今の高校生以上の生徒・卒業した生徒から
「うちのママもかなりこわいけど
先生それよりこわかった」と言われた
事もありました。
「でもあれがあったからここまで弾ける
ようになった。言われた時は腹が立ったし
こんなに頑張ってるのに何で…と思う時も
あったけど私のためだったんだと
分かってた。
学校の音楽の先生に君は特別な
教室でレッスンを受けてるの?と
言ってもらえて嬉しかった」
「あの時言ってくれてありがとう!」と
言う生徒からの言葉を聞いた時涙が
出ました。
分かってくれてたんだと・・・
最近は年でしょうか雷を落とす事が
ほとんどなくなりました。
と言うより20数年やって来てやっと
冷静に待てるようになったのでしょうか^^;
長く掛かり過ぎですよね💦💦
今教室には小さな生徒さんがたくさん
お越し下さってます。
雷が落ちるかはわかりませんが(笑)
言わないといけない事はしっかり
お伝えしないといけないなと思ってます。
お家でのバトルのお話をお聞きすると
お母さんの忍耐・生徒の複雑な気持ちで
私も辛くなります。
よくお話させていただいてますが
お母さんは誉め役になって下さい!
小さな事でもたくさんたくさん
誉めてあげて下さい。
「今みたいなピアノをいつも聴きたいな
」
」と言われると子供達は自ら進めます。
子供達は可能性の固まりです
可能性の芽を摘まないように一緒に
見守って行かせて下さい!
ピアノを習う時期が低年齢化してます。
小さな頃から音楽に触れる。
素晴らしい事です!
今迄より充実した内容をご提供出来る
ように年齢・レベルに合った手作り教材
など私なりに工夫をしながら
楽しく学んで頂けるように心掛けて
おります。まだまだ勉強ですが・・・
いつも沢山の応援・温かいご協力
本当にありがとうございます。
心から感謝しております。
生徒達が大きくなって素晴らしい
ピアノを聴かせてくれる
「私はピアノが好き!」と思ってくれる日が
来るように生徒達と向き合って行きたいと
思っております。
日々勉強の毎日ですが今後とも
どうぞよろしくお願いいたします

