先日あるドラマを見ていて
心に響いた言葉があった
「子どもが小さい時は親や周りの大人が手助けしないといけないけど、成長と共に助けて貰える幅を広げていく事が子ども達の世界を広げる事になる」
「それを子どものを信じて見守るのが親の役目でもあるがそれがなかなか難しい」
小さい頃はお父さんお母さんおばあちゃんおじいちゃんくらいが全力で助けてくれる人だった
でも保育園や幼稚園に入ると
園の先生やお友達と出会い
今までより助けてくれる人が増えて
信頼出来る人が増える
もともと人間は1人では生きてはいけない
誰かと一緒に支え合いながら生きていると
私は思っている
1人で出来るようになったほうがいいからと
多くの保育園では
大人が丁寧に手取り足取り
子ども達に伝える
これももちろん大切な事だと思う
少人数から大人数の子ども達の中に入れば
自分で出来ることが多いほうがいいから
でも
今回ふと思ったのは
少人数でも大人数でも
助けて貰ってもいいんじゃないかって
ひよコ園は子ども12人に対して大人が4人いる
これは未就園児さんを預かる保育園や
小規模保育園では同じ割合
ただ3歳になると
保育する大人と子どもの割あいが
急に差が出る
詳しくは知らないが
子ども30人対して大人が二人とか
そうすると
今までのように助けてはもらえないんじゃないか
って思うから
卒園までに1人で出来ることを増やしてあげたいと
頑張るスタッフも多いのが現状です
でも最近思うのは
子ども達は今日までいっぱい助けて貰いながら
安心して成長しているんだな〜って
うちの園児を見ていて思います
ひよコ園の子ども達は
他から見るとスタッフに助けて貰ってばかりで
甘えているように
見えるかもしれませんが
実はちゃんと自分で出きること
やりたい事を知ってるんです
やってほしいときは
やって〜
自分でやりたいときは
自分で〜
ってね
やってもらえるからこそ
助けて貰えることを知っているからこそ
好きな時に甘えられるし
自分でやりたいと思えるんだと
私は思います
助けてくれる人が増える旅に
子ども達を送り出す
何だかとってもワクワクします
1人で出来てもいい
1人で出来なくてもいい
どっちでも大丈夫
ひよコ園の子ども達には
出来る限り
大人の価値観で決めつけることなく
どっちでも良いよね〜
を伝えていきたいと思っています