in the corner of the world

12月にあった、建築理論のセミナーで、とっても印象に残った言葉。
「私たちの家は、世界の隅っこにある。
家は、最初の宇宙。あらゆる言葉の意味で、私たちの最初の本物の秩序なのだ。」
世界の隅っこ。
人は成長するとともに、家の外へと出て行って、世界を広げて行く。
だから、原点でもある家は、「世界の隅っこ」になる。
World と Word って言葉がすごく似ていることに改めて気づきました。
言葉っていうのは世界を広げるための道具だと、私は思っています。
12歳の頃から海外生活の中で、言葉が出来るようになると世界も広がる気がしました。
(ちなみにドイツ語と英語が出来ます)
簡単な例だと、英語が出来ればどこへでも恐れることなく自分一人で旅行出来ます。
英語圏の国じゃなくても、英語が話せる人が大抵いるからです。
それに気がついた18歳の時、私は自分の世界が急激に広がっていく瞬間を感じ、自分はとても自由になった気がしました。
だから私にとって、World=Wordといっても過言ではないかもしれません。
このノートを取った時、
ホントに偶然このふたつの単語が同じ位置に並んだのだけど、
なんだかとても象徴的なページになりました。