小3の娘、今朝起きてくると

「私最近思っていることがあってね。」

と何やら言いたそうだった。

 

 

「バレエの練習がちょっとキツイと思ってる。」

 

娘は通常のバレエの練習に加えて、今

コンクールに向けて練習をしている。

 

 

「出たい気持ちが半分、

やめたい気持ちが半分になっている。」

 

 

「うんうん、体力的に?それとも心が?」

 

「心かな…。」

 

「チャレンジする事は、

今より少し大変な事をやるってことだよね。

でもやってみて、自分が幸せじゃないなら

必要じゃないことかも知れないよ。

自分の心と相談してみてね。」

と私は返した。

 

 

彼女は、もやもやとした気持ちを抱えたまま、

玄関を開け、空を見上げていた。

 

 

そして、

「分かったかもしれない!」

 

「私はバレエがキツイんじゃなくて、他の小さな事が色々と溜まってきている。」

 

「それが、今、忙しいバレエに偏って考えているだけで、大変なのはバレエじゃないかも!」

と言って、駆けて行った。

 

 

娘の言う「ちょっとずつ」は

例えば、ランドセルが毎日重い。とか本当に些細なこと。

私も知らない出来事に日々心を動かし

積もってきているのだろう。

 

 

生きていれば当然ある毎日の

小さな心のひっかかり

 

 

今日の空はいつもより明るくて

降り注ぐ光は優しくて

 

私はまた一つ彼女から教えてもらったな。

 

彼女は側にいるだけで、

いつも自分で答えが出せる人。

 

 

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感覚を開き、感じる心を真ん中にした

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