こちらの記事は・・
別ブログ「ゼロから小さいハープをはじめたい♡」から移動した記事です
今回は重要ポイント、楽譜について考えたいと思います ^^
楽譜については2回考えてほしいタイミングが小型ハープにはあります。
それは「ハープを始めるか始めないか」
それと「どのハープを選ぶか」です。
私が小型ハープをはじめたとき。
なーんも考えませんでした。
楽譜のことも考えなかったし、音域がどうとか何も考えなくて唯一考えたのは練習が自宅で出来るかどうかの一点だけです。
でも小型ハープを始めてからすぐ出てきたのが「楽譜問題」です。
それまでいくつかの楽器を習ってきましたが、楽譜について考えたことはありませんでしたね、、
和楽器にいたってはそもそも五線譜でもないし、始めてからこの和楽器特有の楽譜にすぐ心が折れました ^^
ピアノを習っていた時は、これでもかっていうくらいに楽譜はふんだんにありましたしね、、、
でもハープを始めてから知ったのです。
楽譜が少ない、ってことを。
ピアノの延長線上で楽譜のことを考えるのはとても危険ですー
いくらでもある。どこにでもある・・という世界はいったん忘れてください ^^
まず小型ハープの楽譜は街の楽器屋さんの楽譜コーナーで基本的には手に入れられません。
私は東京在住ですが、銀座の楽器屋さんで見かけたのは松岡みやびさんの教本と、あと2、3点あったくらいです。
この松岡みやびさんの教本はどこにでもあるのですが、こちらは「みやびメソード」という松岡さん独自の弾き方になりますので、一般的な弾き方で習得したい場合はちょっと違います。
この話をすると長くなるので別の機会に書きたいと思います ^^
そして話を元に戻しますが、書店でハープ楽譜を購入するのはキビシイです。
都内なら青山ハープさんとか銀座十字屋さんとかハープのショールームや教室なりに置いてあるところで購入する感じになります。
でもそれでもあるのはアイリッシュハープ楽譜で小型ハープ用はたぶんムジカオンラインショップさんの楽譜のみになると思いますね。
ですので、小型ハープは基本的にネットで購入する感じになります。
大きくは2つ。
ムジカオンラインショップとグレースハープさん。
グレースハープさんはダウンロード楽譜も販売されていますが、ムジカオンラインショップさんは郵送オンリーです。
こちらの2つ以外はダウンロード楽譜という感じ。
それで今回書きたいのは・・って今頃本題になってしまうのですが、音域です。
小型ハープを始めるとき、気にしてほしいのは2つ。
ハープの始まりの音。
それと、音域です。
自分で楽譜を作れるのであれば何でもいいんですケドね、、
一番メジャーな楽譜はサウルハープ用楽譜。
始まりがGで終わりがCの25弦です(ソからドまで)。
その次に多いとしたらF始まりの楽譜(ファはじまり)。
ピクシーハープ用楽譜かな。といってもそんなに多くもないんですが。
つまり市販の小型ハープ楽譜はソ始まりがメイン。
その次にファ始まりの楽譜もわりとある感じです。
ソかファから始まる22弦くらいのハープであればわりと楽譜は見つかりやすいです。
でも正直いうとファ始まりのハープもあまり音楽初心者さん向きではないですね。
やっぱり自作する人向きだと感じます。
私のように複数台持つひとならファとソと分けて購入すると幅が広がっておすすめです♡
次に注意が必要なお話を。
それは、C始まりのハープです(ドはじまり)。
アイリッシュハープやベイビーハープならC始まりのハープは多いですし、たぶんC始まりがスタンダードな気もします。
けれど小型ハープに限ってはC始まりのハープを買うと弾ける楽譜が少ないし、そのうえ使わない弦が出てきてもったいないです。
たとえば、C始まりの22弦のザナブハープの音域がこちらです。
出典:グレースハープ・インターナショナル「ザナブハープの音域」
そしてピクシーハープ19弦の音域がこちら。
22弦のザナブハープと終わりが同じであることがわかると思います。
この場合、ザナブハープはピクシーハープ用楽譜が弾けるのと、ソ始まりの小型ハープに言い換えると18弦ハープということになり、使える楽譜が少ないです。
・・伝わりました?
何回もこの話を書いていますが、いつもうまくかけた気がしない、、
動画作った方がいいかな、、
市販楽譜でハープ楽譜を調達する場合、小型ハープに限っていいますと。
C始まりのハープを購入するとピクシーハープ用楽譜かベイビーハープ用楽譜しか使えないです ^^
小型ハープの選び方の中のひとつの項目としてなので、今回は大まかに説明しました。
そろそろこのシリーズも終わりそうです ^^