さて今回はハープの初期設定といいますか、調のお話です。

 
・・私も得意ではないのですけれど汗
なんせ音楽初心者、楽譜も最低限しか読めないのですが、がんばって説明しましょう!
 
たとえば
ピアノは白鍵が全音で、黒鍵が半音ですね。
私もピアノをかじったことがありますが、白鍵だけを弾くのはとっても楽です。
ハ長調ですね。
 
でもシャープやフラットがついてる場合。
例を出します。
 
こちらト長調です。
 
 
ファにシャープがついているので
ピアノならファが出てくるたびに黒鍵を弾く必要が出ます。
 
ではハープの場合。
レバーハープに限定してお話しますが、
ト長調なら初期設定として
ミラシ+ファのレバーを上げておけばOKです。
 
ピアノのように毎回ファがでてくるたびにレバーを上げる必要はありません。
 
では、先ほどの「ミラシ」は何?
ということですが。
レバーハープはレバーをすべて下ろした初期設定が変ホ長調なのです。
 
変ホ長調とは、こちら。
 
 
 
 
 
ミラシにフラットがついています。
 
なぜレバーハープの初期設定が変ホ長調かと言いますと、レバーハープが半音を上げることはできても半音は下げられないからです。
 
フラットがついている調はたくさんありますので、弾けなくなってしまうからです。
 
それなら移調すればいい、とお思いのひと!
素晴らしいです。
 
小型ハープは調の制約もあり、音域も狭いという制約もあって、移調文化といいますか・・私が知らないだけで他の楽器もそうなのかもしれませんけれどニコニコ
 
私がハープを始めて驚いたのは
同じ曲でも楽譜によって調が違うことです!
 
音楽初心者さんの中には、同じ曲=同じ調というように思っていらっしゃるひと、ほかにもいらっしゃるのではないでしょうか♡
 
それでお話を戻しますと
このレバーハープにまつわる半音問題は、制限がついています。
 
#は4つまで。
♭は3つまでの調までを弾くことが可能です。
 
早見表はこちらです。
(ムジカさんからお借りしてきましたキラキラ)
 
◆調ごとのレバー設定 シャープ系

 

 

 
 
 ◆調ごとのレバー設定 フラット系

 

 

 
 
その点、グランドハープは初期設定が変ハ長調だそうです。
 
ということで、レバーハープの場合は
臨時記号のシャープやフラットを演奏中に操作しています。
 
詳しい話しはまたしますね。
 
臨時記号のない楽譜を選べば
レバーハープって楽ですよニコニコ