20世紀最高の心理学者ランキング100(74.5~71) | キキのサイコロジーブログ(臨床心理士、公認心理師試験対策)

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こんにちは、公認心理師・臨床心理士必読ブログのキキです。

久しぶりに心理学者ランキングにいきましょう。

 

74.5 ポール・E・ミール Paul E. Meehl

 アメリカの心理学者。スキナーの影響を強く受けている人です。

 研究の関心は広く、学習論、臨床心理学、心理統計に科学哲学も守備範囲です。

心理診断では精神分析的解釈を排し、統計的予見を重視しました。

 

74.5 エレノア・ギブソン  Gibson Eleanor Jack

 88.5のギブソンの夫人。知覚学習において、視覚的断崖(Visual cliff)の装置を作り、乳幼児の奥行き知覚について研究したことで有名ですね。

 

72.5 ルイス・ M ターマン Terman Lewis Madison

 アメリカの心理学者。ビネー式知能検査をアメリカ版(スタンフォード=ビネーテスト)に翻訳した人。

知能についての研究者で、天才児を抽出して追跡的研究を行った研究である「天才児の研究」は著名です。

 

72.5 ホール,G・スタンレー(Hall G.S.)

  アメリカの心理学者。 学位取得の後、ドイツのライプッィヒ大学に留学。留学から戻りアメリカで最初の心理学実験室を1883年にジョンズ・ホプキンズ大学に開いた。「アメリカ心理学雑誌」を創刊し、アメリカ心理学協会の初代会長にもなった。また、フロイトをアメリカへ招待して講演を開催したりと与えた影響は大きいことから、ジェームズと並んで「アメリカ心理の父」とされている。加えて、「青年期」、「老年期」などの著書があり、発達心理学の父とも言われている。

 


 クラーク大学での有名な写真。前列左からフロイト、スタンレー・ホール、ユング。後列ブリル、ジョーンズ、シャーンドル。

 

 

71 ロバート・プロミン(Robert Plomin)

 アメリカの心理学者。双子の研究と行動遺伝学について有名。 同じ家族で育っている子ども同士がなぜことなるのか、非共有環境(non-shared environment)に原因があるのではと考えた。多くの環境要因が遺伝子に影響を持つことも示した。Behavior Genetics Association(行動遺伝学会)の会長でもあった。

 

久しぶりのランキングでしたね。

上記のギブソン、ターマン、ホールは臨床心理士試験にもしばしば出るので功績などは抑えておきましょう