NY観劇レビュー、最後は知る人ぞ知る、ライオンキングです。最初は観る予定ではなかったのですが、ハリーポッターが不完全燃焼だったため、子供達にこれぞブロードウェイ! 的なショーを見せたいと思い、急遽チケットを購入しました。ライオンキングは劇団四季とシアトルのツアーカンパニーで観たことがあり、大好きなミュージカルのひとつです。





さすが専用劇場! 巨大なライオンのオブジェ。


感想は素晴らしい! の一言。キャスト一人一人のレベルももちろん、高いし、専用劇場ならではの豪華な舞台セットで物語に引き込まれていきます。


このプロダクションで特筆すべきは、顔が出るキャラクターにはほぼ全て、アフリカ系の俳優を起用していること。最近、多様化の流れで元設定にない人種の俳優が起用されることも多いですが、個人的にやはり見た目がイメージと異なると違和感がぬぐえず、物語に入り込みづらくなります。ちなみに、今回のハリーポッターのプロダクションでは、ハーマイオニーは黒人の女の子でした。


いろいろな意見があると思いますが、例えば、ミス・サイゴンはアジア系、Bring in the noise, bring in the funkはブラック系の俳優に演じて欲しいと思います。それは差別ではなく、人種も個性のひとつと考えても良いのでは、と思います。