2022年6月17日、ついにこの日を迎えました。卒業です。午前中にオンラインで最後のミーティングに続き、PTAプログラム生徒だけのオンライン卒業式、ピニングセレモニー(郵送で届いたピンを付ける)があり、その夜にはキャンパスで行われた学校全体の卒業式に出席しました。夢のひとつだった、アメリカでの学位取得です。オンラインハイブリッドのクラスだったため、19人のクラスメイトの中でキャンパスでの式典に参加したのは6人のみ。全員出席できたオンラインの卒業式があって良かったです。

 

最初に思いついたときは、この歳でこれまでと全く違う分野、しかも医療分野での学位取得など、我ながら無謀と思いましたが、出願に必要な単位取得から足掛け5年をかけて実現してしまいました。自分でももちろん、頑張りましたが、主人のサポートが本当に大きかったと思います。思い起こせば、最初にふっと頭に浮かんだこの無謀なアイデアを主人に話したとき、笑いもせずに「やってみなよ」と背中を押してくれてから、この無謀なアイデアが一気に現実になり、実現に向けて走り出したように思います。

 

主人はこのきっかけをくれたことはもちろん、私がその後、それなりに安定していた仕事を辞め、勉強に集中し始めてから卒業するまで、経済的、物理的、精神的にも本当によくサポートしてくれました。感謝しかありません。

 

もちろん、学位取得はスタートであって、Physical Therapist Assistantとしての新しいキャリアの本番はここからです。ひとまず、来週から3年ぶりの日本帰国を予定しているので、帰ってきてから本格的に仕事探しを始めたいと思います。