仔コアラちゃんとルーちゃんはふたりとも6月生まれなので、ふたりのお誕生日の間くらいの6月15日に、家の近くでいつも遊んでいる公園にあるログハウスを借りて合同でお誕生日会を開きました。テーマは最近、プリンセスにドはまりしている仔コアラちゃんに合わせてプリンセス&ナイトパーティー。女の子はプリンセス、男の子はナイトもしくはスーパーヒーローのコスチュームを着てきてもらいました。テーマカラーがピンクと紫だったので、仔コアラちゃんはディズニーストアで買ったソフィア・ザ・ファーストの紫色のドレスを着ました(ちょうどセールだったし・・・)。

テーマカラーのバルーンと、プリンセステント(これ、たったの29ドル!)でデコレーション。お友達が撮ってくれた写真をちょっと拝借しました・・・。外のドアに貼ったサイン、ハッピーバースデーのバナー、カップケーキのトッパー、写真撮影用の大きな背景など、お友達のプロのデザイナーさんが作ってくれました。写真背景の前にお姫様用のケープ、王冠、剣等を置いて、ゲストの子供たちにフォトセッションを楽しんでもらいました。撮影には奮発してプロのカメラマンをお願いしました。

プリンセスパーティー1

子供の話なのになぜ、カテゴリがお菓子作りかというと、今回ももちろん、スイーツに気合いいれました。おかげで食事まであまり手が回らなかった・・・。

パーティースイーツ

抹茶の生地に小豆バタークリーム、バニラ生地にラズベリーバタークリームのカップケーキ、総勢48個。作ったな~。カップケーキの生地はシアトルで一番人気のカップケーキ屋さん、Trophy Cupcakeのレシピを少しアレンジして作りました。クリームはレシピ通りのアメリカンバタークリームだと甘過ぎるので、イタリアンメレンゲ(卵白に熱いシロップを入れて固く泡立てたもの)を加えたバタークリームにしました。手間はかかるけど、このバタークリームは軽くて美味しいです。それぞれに自家製こしあんとラズベリーピュレを加えて。これも紫とピンクなんだけど、紫はさすがに分からないかな・・・。

真ん中の大きなケーキは生クリームに写真じゃわかりにくけどブルーベリーの紫と苺のピンクのクリームでデコレーションしました。飾りの王冠のアイシングクッキーにはそれぞれの子供の名前と、ハートのクッキーに年齢を入れました。王冠型のキャンドルもかわいい。フルーツも苺とラズベリー、ブルーベリーとブラックベリーで一応、テーマカラーを意識したのですが、気付いた人はほとんどいなかったでしょう・・・。天然素材で色を表現するのって難しい。

この生クリームのデコレーションケーキ、日本では一般的だけどアメリカではまず、見かけません。バタークリーム、しかもバター(時にはショートニング)に粉砂糖をたーっぷりと入れたカラフルなデコレーションが主流です。このアメリカンバタークリームは確かに保形性に優れていて、凝ったデコレーション等はやりやすいのですが、なんせマズい・・・。砂糖の塊。ということで、生クリームのデコレーションにこだわりました。しかし、アメリカの生クリームはデコレーションに使う人がいないせいか、ダレやすくてそのままだとすぐに流れてしまいます。ということで、いろいろ研究した結果が今回のケーキ。それはまた、後で覚え書きとしてまとめて書きます。

こちらはお土産のアイシングクッキー。子供用には小さな魔法の杖の形のピンクのシャボン玉とキラキラしたスーパーボールの玩具を入れました。20セット分。これが一番大変だった・・・。

アイシングクッキー

と、スイーツ偏りのレポになってしまいましたが、ゲストの皆さんにも、本人にも(ルーちゃんも主役なのに彼の好みはまったく反映されていない、というかまだ好みがわからない・・・あせる)喜んでもらえたので、がんばったかいがありました。しかし、いろいろ欲張り過ぎて不十分に終わった事も多かったので、次からはもう少し自分のキャパを考えて企画したいと思います・・・。