メイク・ストーリー『追い風にのって』(前編)
きょうは、『メイク・ストーリー』をお届けします♪
こちらはフィクションですが、
メイクを通じて、もっともっと、笑顔の女性を増やしたい!
読むと、自然と元気が出てくるようなストーリーを紡ぎたい!
と思い、稚拙な文章で、はなはだ恥ずかしいのですが(><)
書いてみました。
メイクの可能性を、もっと、高められますように・・
それでは、前編、スタート☆
メイク・ストーリー『追い風にのって』(前編)
(原田さん・34歳)
メイクなんて、必要ないと思ってた。
あたしの顔は、割と彫りが深いから・・っていうと、
なんだか自意識過剰?って思われるかもしれない。
でも、違う。そうじゃない。
彫りが深いから、メイクをして、
自分で「いいな」なんて思ったためしがない。
だから、メイクなんて、必要がないし、
したくなかったんだって、もうずっと。
だって、そうでしょう?
メイクを始めて間もないころ、彩香と紀子と、
メイクレッスンなんていったとき。
ド派手な顔にされて、メイクで、ブサイクが強調されて、
もう、そのときのショックったら、なかった。
メイクをすればするほどブサイクになるし。
しなきゃしない、ってことで、通そうと思ってた。
でも、大人になると、そうもいかない。
職場のマネージャーに、
「原田さんさー、アイラインとか、もっとちゃんと引いたらどう?
受けがもっとよくなるからさ。」
と、気を遣われながら指摘された。
「はい・・・」って口では言うけれど、とんでもない!
あたしの顔は、二重がくっきりで、
ラインで強調しようもんなら、それこそおかしなことになる。
みんながみんな、アイラインがぶっとかったら、おかしいでしょ??
でもね、若い子とかみてると、
一重なんかの子で、ラインぶっとく引いてる人をみると、
正直、いいな~って、思うんだ。
思いっきりメイクできて、しかも、可愛くなってるんだから。
マネージャーだって、同僚だって、
ナチュラルメイクを求めているくせに、
ラインを引けだなんて、おかしいよね。
でもそれ以来、意識をするようになった。
・・でも、「アイラインのひきかた、分かりません。」
なんて、いまさら言える年じゃないから、
自分なりに調べた。百貨店にも行った。
ラインといえば、黒! と思っていたから、
いろいろ引いてみたけど、
もともとメイクなんてほとんどしていない肌だから、
引くとこっけいな顔になる。まるでこわれた人形みたい。。
そうはいっていても、やってみなくちゃわからない、と、
腹をくくって、カラーライナーをひいたり、
カラーマスカラをつけてみたりした。
(後編に続く・・)
原田さんの、メイク快進撃!?は、どう発展していくのか・・?
後編に続きます