メイク・ストーリー『わたしのカウントダウン』(後編) | 好感度UPメイクレッスン~自分でできる簡単・キレイ!雰囲気美人

メイク・ストーリー『わたしのカウントダウン』(後編)

(きょうは、こちらの記事に記載しています

前編 にひきつづき、メルマガ 最新号を一部抜粋した内容で

お届けいたします)

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虹 メイク・ストーリー『わたしのカウントダウン』(後編)虹


失恋の痛みを抱えた「ゆり」は、どうやって立ち直っていくのか・・?


  ※こちらはフィクションですが、
   メイクを通じて、もっともっと、笑顔の女性を増やしたい!
   読むと、自然と元気が出てくるようなストーリーを紡ぎたい!
   と思い、稚拙な文章で、はなはだ恥ずかしいのですが(><)
   書いてみました。
   メイクの可能性を、もっと、高められますように・・

   前編は、こちら からご覧いただけます。
   

それでは、後編、スタート☆


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『わたしのカウントダウン』(後編)
                 /(ゆり:29歳)



誰も傷つけたくないから、島谷さんと付き合う覚悟をして・・
そうしたら、わたしも傷つかない・・
そんな、心の甘えもあったと思う。


「ゆり・・ごめん。俺、いまは仕事だけしか考えられないんだ。
 ゆりの気持ちには、もう俺じゃ、
 こたえてくこと、できない、ごめん。。。」



もう何度も一緒に来たお気に入りのカフェで、
つらそうに、うなだれた橋本くんを見るのが、ただただつらかった。


でも、橋本くんのことが大好きだったから、
橋本くんの思いに、せめて今度はわたしがこたえてあげたかった。


「わかった・・・重かったよね。。
 いままで、わたしのわがまま、聞いてくれて、ありがとう。。
 最後くらい、橋本くんのわがまま、聞いてあげなくっちゃね。」


とだけ告げ、張りついた笑顔のまま、わたしが先にお店を出たのだった。


真美は、島谷さんとのことについて、
「えぇ!? 大丈夫? ゆり、ほんとうにそれで、いいの?」

と、可愛らしい目をくりくりさせながら、驚いていた。



別れた30日後───


 この10日間、いろんな本を読んだ。
 その結果・・人生を、人のせいにしちゃいけない、と思った。

 自分のわがままで、島谷さんを振り回してはいけない、と思った。

 だから、島谷さんには、丁重に、お付き合いするのをお断りした。
 いまのわたしのまま、島谷さんと付き合うのは、失礼だと思った。
 まずは自分が、本当に変わりたいと思った。

 
 真美が、手鏡をプレゼントしてくれたことが、
 さらにその「変わりたい」思いに拍車をかけた。
 
 鏡の後ろには、ふわふわっとした天使のような
 白い羽がたくさんついていて、その鏡を持つのだったら、
 ちゃんと、キレイなメイクをしていなくっちゃ、と自然と背筋が伸びるのだった。


 鏡を見るようになったら、前よりも、自分の肌を触るようになった。

 そうしたら、それまで化粧をあまりしていなかった無彩色だった自分の
 「顔」に、はじめて、何か、色をつけてみたいと強く思った。


 化粧の上手な真美に頼んで、化粧を教えてもらった。



31日後───


 朝のメイクで、無心になることを覚えた。
 キラキラの手鏡を見ながらのメイクは、
 自分も、キラキラしているように仕上がった。

 なにかを断ち切る勇気が生まれた。

 部屋を掃除して、いらないものや、橋本くんとの写真、
 思い出の品々を、気持ちよく処分できた。
 
 橋本くんに、素敵なことがありますように。
 
 わたしは、もう大丈夫だよ・・・

 いつしか、わたしにとっての朝の時間は、
 ただ会社に行く前の支度時間、から、自分にやさしくしてあげる時間、
 自分をいたわってあげる30分の、大切な時間、へと変わった。


 きょうも、楽しいことが起こりそう、と思える自分。

 誰かのためじゃなく、自分のための、自分と向き合う大切な時間・・



 鏡の前でニッコリと笑顔を作り、
 朝の30分の、わたしのカウントダウンが終わる。

 と同時に、新しい今日だけの、フレッシュな朝が始まるのだ。


   「行ってきます! きょうも素敵な1日だ~!」


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~~いかがでしたか?


いま、こんなストーリーを、少しずつ書きはじめています。

いろいろな方とお会いする、そのご縁に感謝をしつつ、
その思いから生まれる想像力をいかして
自由に書いていきたいな、、と思っています^^♪

メイクは、元気の、笑顔の、源だな~と、
改めて思います虹