こんにちは!
相変わらず寒いです。
3日前は平野部でも雪が舞っていましたが、宮崎市では珍しいことです。
野球やサッカーなどキャンプで来県してますので、もう少し暖かくなってもらいたいものです。
さて、馬の話です。
あっという間に週末になってしまいましたが、残念ながら今週は誰も走ってくれません。
そこで今日は3歳未勝利馬シルクのレイデアスールの近況です。
レース結果レポート
レイデアスール(2024年10月新馬戦 東京芝2000m)
北村宏司騎手「金曜日にトレセンで乗せていただいたのですが、その時には掻き込むような走り方をする馬だなと感じました。実際にレースで跨ると、特に気になる部分は無かったですし、ゲートも扉が開くとポンと反応してくれました。ただ、そこからはまだハミに向かって行く気持ちに欠けてしまっていましたし、馬体の大きさの割には走りがピッチなので、所々こちらが促してあげないと追走に苦労する感じでした。それでもレース自体の流れには乗れていましたし、実戦を経験して変わってくる部分もあるでしょうから、そういった意味では悪い競馬では無かったと思います。トレセンでの印象と同様、レースでも掻き込むような走り方でしたから、ダートを使ってみても良いかもしれません」
レース結果レポート
レイデアスール(2024年12月22日中山ダ1800m)
横山武史騎手「引っ張っている時も引っ張っていない時もとにかくハミさらいがすごく、ずっと前に潜るような体勢を取ろうとするため、返し馬から手の内に入れることが出来なかったです。ゲートの中でもそれがそのまま影響してしまって、何度も潜ろうとし、下から出て行ってしまわないようにするので精一杯でした。レース前はポジションを取って競馬をしようと考えていたものの、上手く出られるような体勢にはなく、スタートを決めることが出来ませんでした。正直なところ、今は気持ちが良くない方に向いてしまっていると思います。ダートの走り自体は悪くありませんでしたが、まだまだ体を使い切れていません。スピードは少し足りないかなと思いますが、パワーがある分、下に行こうとする時の力は強いです。そのため、人馬共にちょっと危ないかなと思う場面があり、今後も慎重に進めて行く必要があると感じました」
2025.02.06THU
在厩場所:美浦トレセン
栗田徹調教師「6日にWコースで併せて追い切りを行いました。道中は3頭隊列の2番手から進め、直線では真ん中に進路を取って脚を伸ばすと、先頭を走っていた馬には1馬身ほど遅れ、最後方を走っていた馬には同入する形でゴールしています。実質的な帰厩後1本目の追い切りですが、しっかり負荷をかけたいと思っていたので、併せ馬の形でしっかり追うように指示していました。時計的にはラスト1ハロンは12.1秒とまずまず動いたかなという印象ですが、もう少しスッと反応してほしかったですね。ですが、まだ体が緩いところもありますし、この追い切りで変わり身を見せてくれればと思っています。そして、うちの厩舎では追い切り後にゲートの駐立を確認しているのですが、今日は特に問題無かったものの、これから進めていって気になるようであれば手開けまで練習しようと思っています。前走ではゲートの中で何度も潜ろうとしてしまいましたが、恐らく精神的な弱さが出てしまっていて、トレセンではのんびりしているものの、競馬に行くとその雰囲気に飲まれてしまって苦しくなるのだと思います。そこは課題として残っており、今後は精神面の成長が欲しいところです。また、以前は口を割ってハミが抜けての繰り返しだったのですが、クロス鼻革にすることで安定してハミを取れるようになっていますし、今の状態であれば長めの距離も問題無くこなしてくれると思いますので、次走は再び芝に戻して2月22日の東京・芝2,400m戦を目標に調整していきたいと考えています。レースまではあと2週ありますから、更に状態を上げられるように努めていきたいと思います」
◎去年10月の新馬戦(芝2000m)の結果は、レースを使いながら競馬を覚えれば何とか
なりそうな印象だったが北村宏司Jのアドバイスを受けて即ダートに変更。
この時点で、?が付いたが、結果的に2戦目のダート戦では全く競馬にならなかった。
過去に、調教師が騎手のアドバイスをもとにレースを選択して良かった事は記憶にない。
今のところ、覚醒するような兆しもないが、しばらくは芝のレースを使いながら成長を待つし
かないのではなかろうか?
※シルク・ホースクラブの許諾を得て転載しています