見に来てくれてありがとうございますカナヘイきらきら
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※妊娠記録はリアルタイムではなく、あえてタイムラグをつけてます

前回の更新から大分間があいてしまいました。。

さて入院したものの、子宮口が開かずに
39w3dになってしまいました。

あ、前日失敗されまくった点滴のルートは
抗生物質の点滴をしたあと、点滴を外した時に針の部分がすごく痛くて

痛っえーん

って言ったら看護師さんが確認してくれて…
やはりルート確保時にうまくいってないようで
一度抜いて他のところに再度ルートをとることに。
おかげで両腕に穴あきました真顔

そしてその直後に血圧測られて、痛かった…
穴あいてるとこに圧力かけたら、そりゃ痛いよ…

夜中、時々うとうとするものの、陣痛が来ては目が覚める。
まだ子宮口が開いてないため、陣痛が来たら
息を吐いて痛みに耐えるだけ。

ともかくシンドイ…
眠いのに寝れないのもシンドイ。。

そしてもう1つシンドイ理由。

誰かが分娩中で、その声が
丸聞こえなのです…滝汗

痛い痛いって言ってる声…
泣き叫んでいるような声…
そして助産師さんやお医者さんの
声出さないでーとか
息吐いてーとか
そういう指示を出す声…

そういうのがほぼ全部聞こえてて

私ももうすぐそうなるのか…

と思うと怖くてしょうがない笑い泣き

どのくらい分娩にかかっていたのかわからないけど
もうね、眠れるわけないから笑い泣き

でも赤ちゃんが産まれて泣き声が聞こえると

私も早く赤ちゃんの声を聞きたい

って思ったり。
この夜は、2人出産してました…。

どんどん痛みは増していて、でもいきんではいけない…
というのが本当にツラくて…
息を吐いて耐えるというのが出来ず
私はベッドの柵を握りしめて耐えてました…

助産師さんからは、何度も
力を入れすぎ
今からそんなに力を入れていたら、分娩の時に力が出せないから
力入れないで
と言われたのですが…
わかっていてもどうにも出来ないんですぅ笑い泣き

後日談になってしまいますが、恐らくこの陣痛逃しで力を入れすぎたため、私、3日間くらい上半身が筋肉痛でした…

そして朝4時頃。
陣痛室で内診。

子宮口はやわらかくなっている。
開き具合は5.5cmくらい。

とのこと。
そしてまたもやモニターをつけて、赤ちゃんの心拍を確認。

8時頃。
朝食。
痛みの中、少しずつ食べていると

イケメン先生がキタ!ゲッソリ

検診で内診ぐりぐり?らしきものをやられて以来

イケメン先生=痛いことされる

って思ってしまうのです…チーン

いや、でも子宮口やわらかくなってきているし
もしかしたら痛くないかも!
朝4時くらいの内診、痛くなかったし!

と、勝手にポジティブなことを考えましたが!

めっちゃくちゃ

痛 か っ た ゲロー

もう本当に…
今思い出すと自分でもドン引きしちゃうくらい
泣き叫びました…チーン
涙はボロボロ。
しゃくりあげて泣きました…えーん
しかも内診長いし!!!!

内診の結果、子宮口は6cm開いているとのこと。
ボロボロ泣いている私に

子宮口開いてきてるって!
お産、進んでるよ!

って助産師さん達は慰めてくれたけど
この辺から私の理性は崩壊し始めました…チーン

イケメン先生が来た時、朝食中でまだ残っていたけど
看護師さんに

まだ食べます?

と聞かれ、食べれる気がしなかったので
半分くらい残っていたけれど下げてもらう。

9時45分頃
陣痛促進剤の投与を開始。

私のメモが残っているのはここまでです。
この後はメモをとる余裕もなかったので
時間とかわからないし、記憶もまちまちで
多少順番が入れ替わっているかもしれません。

陣痛促進剤を入れると陣痛がどんどん来る。
多分、痛くない時間の方が少なく
痛い間は声を出しながらベッドの柵を握りしめ耐えて
痛くない間はうとうとする
というのを繰り返していました。

陣痛促進剤は何分起きかの間隔で、量を増やされていく。
量が増えれば陣痛の間隔も狭まるし強くなる。

それに耐えるのがツラくて

もう無理
もうヤダ

と何度も叫んでいました。

私…
自分は痛みに強く、我慢強い方だと思っていました。
でも全然そんなことなかった。
弱音を吐きまくってました。

助産師さんにも弱音を吐いては

つらいね
大丈夫だよ、出来てるよ
頑張ってるよ

と慰めてもらい…
でも子宮口は開かず。

12時にはお昼ごはんがきたけれど、食べることが出来ない。
でも力をつけるために食べないといけない。

食べれそうなものを家族に買ってきてもらった方が良い

と、昼前に言われていたので、おにぎりを頼んでいました。
ウィダーインゼリーやコンニャクゼリーみたいのを用意していたけれど、ずっと痛みのせいか汗だくで
塩分を欲していたのか、しょっぱい物がほしくて。
梅干しのおにぎりを買ってきてもらいました。

食べたい気持ちはあるし、塩気がおいしいとは思ったけど

これ以上食べたら吐くかもしれないゲロー

という感じがして、一口しか食べられず。

しばらくすると、女医さんが内診をしにきて

私に言っているのではなく、助産師さんに話していたんですが
普通に私の前で話してるので聞こえる

6cmもあいてないよ
4cmくらいじゃない?

って…
進んだはずが後退しているという絶望…ゲロー

私はあとどれくらい耐えれば良いの?

そればかりが頭の中を占めていました。

助産師さんの話を聞いていると

(私の)子宮口が遠い
◯◯先生(イケメン先生?)は子宮口を手繰り寄せて6cmだと判断した

と言っていて、私の子宮口は確認する人によって
開き具合が違う判断をされるような感じでした。

ともかくまだ分娩室に行けそうにないと知り
心が折れました…チーン

早朝から家族がきてくれていて、前日も来て夜遅くに帰ったりしているので、疲れているだろうからと、私も気を遣っていたんですが。
だんだん痛みで余裕がなくなり、気を遣えなくなりました。
背中をさすってくれるんだけど、腰より上の部分はさすってほしくなくて。

そこはヤダ

って言っていたんですが
しばらくすると、またそこをさするんで

だからそこは嫌って言ってんじゃん!

と、強く言ったり手を払ったりすることを何度かしてしまったりショボーン

助産師さんに何度も力を抜いてと言われていて
それを聞いていた家族からも

力抜いて

と言われ

うるさい!

と言ってしまったり。
本当に余裕がなかったですショボーン

止めどなく襲ってくる陣痛。
そんな中、トイレに行くにも一苦労。
破水をしているため、入院してから産褥ショーツを履かされ、大きい産褥パッドをつけているんですが…

最後の方は産褥ショーツとか履くのも無理でした…
ショーツは病院から渡された、3点マジックテープで留めるタイプで、立って下からとか横から引っ張って留めないといけない。
そしてパッドもうまくあてがわないといけない…
そんな中、陣痛が来る…

そんな状態でショーツが上手くつけられず
なかなかトイレから出れない。

ちなみにこのトイレは陣痛が起きてる人や、切迫早産でトイレまで車イスを使うような人が使用するトイレのため、扉の代わりにカーテンでした。

中でどうにも出来ず、陣痛がくれば声をあげている私に

中入って良いですか?

と助産師さんが声をかけ、入ってきて

私やりましょうか

と、ショーツをつけてくれました…
とっても情けないけれど、この時は自分で出来ませんでしたショボーン

いきんじゃいけないのに、もう逃すことが出来ず
いきんでしまう。
ダメだとわかっているのにいきんじゃう。

どうしよう
ダメなのにいきんでしまう
もう無理
我慢できない

って言い続けてました。

陣痛促進剤を最大量投与されてしばらくして
何度目かの内診でやっと子宮口が開いたようですが
なんせ私の子宮口は人によって開き具合が変わるので
確認した助産師さんも、自信がなかったようで。
他の助産師さんに

9.5cmあいてると思うんですけど…
一緒に確認してほしいんですが…

とお願いしていました…真顔大丈夫?

こうして2人が9.5cmと判断してくれて、分娩室に移動出来ることに。
この時、すでに夕方になっていました。

あぁ、やっといきんで良いんだ笑い泣き

そう思うと嬉しかった…

分娩台に上がって準備が進められ…
腕に新しくリストバンドをつけられました。

もともと、入院した時に左手首に私の名前や生年月日が書かれたリストバンドをつけられましたが
今度は番号が書かれたものを右手首につけられて。
同じ番号が書かれた小さいバンドを見せられ

赤ちゃんが生まれたら、これを赤ちゃんの足につけますからね

と言われる。

もうすぐ会える…!
いよいよだ!

と思ったんですが。

なっかなか出てこない…ゲッソリ

1時間くらいいきんでいたけれど、出てこない。
ヘロヘロになりながら

まだまだ出てこないんですか?

と聞くと

普通1~2時間かかるのよ
まだ1時間も経ってないよ
時間をかけて赤ちゃん降りてきてるから

と言われ、再度心が折れるチーン

陣痛促進剤で体力を奪われていた私。
陣痛に合わせていきんでいたけど、押し出す力も大分弱かったようで、時間がかかる。

寝不足だし
陣痛促進剤で体力奪われているし
食事もろくに取っていない

そんな状態で力が出ず。
何とかしようと助産師さんもあれこれ考えて…

分娩台の上で水やウィダーインゼリーを飲ませたり
尿があると赤ちゃんが出にくいかもと、導尿したり
でもただ痛いだけで、尿は一切出ず。
最後にトイレ行ってから4時間くらい経っていたし
水も飲んでいたのに、まったく出ないので助産師さんも不思議がってました…
おそらく、全部汗で出ていたんではないかと…
それくらい、汗でびっちょりでした。。
子宮を収縮させて赤ちゃんを押しだす力を使おう!
ということで、産まれていないのにおっぱいマッサージをされたり…

助産師さんが考えつく手をすべてやっても
赤ちゃんは出てこない。

もう頭は見えてるんだけど…
髪の毛が見えてるよ

と、見えるところにはいるようだけど、そこから進まない。

そうこうしているうちに、分娩室に入ってから3時間以上経過。

本来、この病院では2時間を過ぎると吸引分娩や鉗子分娩、帝王切開等に切り替えるらしいんですが…

私の場合、長時間に及んでいるのに赤ちゃんがとっても元気で、心拍が一切落ちていなかったので、先生も助産師さんも


と言ってて(後日談)。
安心して自然分娩を続行したらしい…チーンやめてくれ…

でも私の力は弱く…
助産師さんが先生に電話して

限界時間越えてるし、母体が弱ってるので
最終判断をお願いします

と、先生を呼びまして。
私は

先生来たら、赤ちゃん出してくれるかな…

と、他力本願なことを考えたんですが。


先生はそんなに甘くない。

しばらくして、転院した時に診てくれた先生がきました。
多分、この先生が産婦人科で1番偉い先生なんだろうと思います。
あともう1人、見たことのない男の先生も一緒に。

ヘロヘロの私に先生は

あなたが頑張って出すしかないんだよ!

と、私の膝をペシペシ叩きながら言い放つ。

お母さんが頑張らないと!
他の誰にも産むこと出来ないんだから!
あなたが産むしかないんだよ!
いきむなら声出さない!
目開けて!

と、矢継ぎ早に言われる。

あ、やっぱダメなのねチーン

自力以外でどうにか産ませてくれないかと思ったけど、ダメだと悟り、この先生の勢いに後押しされ、再度いきみ始める。

2回くらいやってダメだと感じたのか、先生は
私の横で台に乗って

上から拳で私のお腹を押すゲロー

この手を押し返すつもりで
お腹に力いれて!

と言いながらお腹を押され、もうわけがわからない私は無我夢中でお腹に力を入れる笑い泣き

助産師さんと、もう1人の先生は下を広げようとしていたっぽい?
ともかく広げられて痛い。

そんな感じで、さらに2~3回いきんだ時

(会陰)切開のために麻酔します

と、もう1人の先生が言い、麻酔をされる。
チクッとしたけど、陣痛とかに比べたら大した痛みじゃない。

そして次にいきんだと同時にバチンという音が3回聞こえ、3回切られたと思いつつ、いきみ続ける。
そして

もう力いれなくて良い
力抜いて
もう何もしなくて良いから

ハーハーって息吐いて

と言われ…ズルッと出てくる感触の後に
赤ちゃんが私の上に置かれました。

泣き声がしない

と思ったけど、そのすぐ後に泣き始め…

やっと会えたという気持ち
つらかった時間から解放されたという安堵から
涙がボロボロ出てました。

助産師さんや先生達が

おめでとう

と言ってくれて。
気付けば産む直前まで痛かった陣痛や、腰の痛みとか
すべてなくなってて

あぁやっと終わった…

って感じました。

正確な数字は伏せますが
破水から約40時間経っていて
分娩時間は約17時間と記録されていました。

私の上に置かれた赤ちゃん。
先生が

泣き声が弱いな

と言ったので

あ、じゃあちょっと向こう連れて行きますね

と、助産師さんが連れて行っちゃいました…
その間に私は胎盤を出すためにお腹を押されたり
会陰の縫合をしたり。

胎盤を出したり、子宮を戻すために?お腹を押されたりするのも痛いようなことを、ブログとかで見ていたけれど、私的にはそれまでがツラすぎて、これは大丈夫でした。

そして縫合は

縫うので麻酔追加しますね

と、もう1人の先生が麻酔をして縫ってくれたので
痛くなかったおねがい
でもちょちょいと縫うだけで、5分くらいで終わるのかと思ったら、意外と縫うのも時間がかかってました。

そして赤ちゃんが戻ってきて、私の顔近くに置いてくれて

ちょっと時間かかったから、出てきた時に赤ちゃんの泣き声弱かったけど、特に問題ないからね
あと、ちょっと頭伸びてるけど頑張った証だからね
ちゃんと戻るから心配しなくて大丈夫

と話してくれました。
そして体重。
こちらも正確な数字は伏せますが

約2900gだと教えてくれました。

産まれる2週間くらい前の検診で、イケメン先生が
3000g弱って言ってたから、3000gを超えて出てくると思ったら、意外と小さい。。

小さめなのに何でなかなか出てこなかったのかしら…真顔←私の力が弱いせい

私はこの後、2時間は分娩室にいないといけないということで、この間に分娩室の外にいる家族にも赤ちゃんを見せてくれたようです。

そして先生が点滴をいじりながら

やれば出来るじゃん。
あのくらい力出さないと、産めないんだよ。

みたいな感じのことを言っていたような…?
そして

最後の1回は俺、お腹押してないんだよ

……えぇ?滝汗(押したでしょ?的な気持ちで)

本当に押してないよ。
だからあなたが自力で産んだんだよ。

と言ってくれて。
弱音を吐きまくって、最後は他力本願でダメな母な私だったけど、自力で産んだんだと言ってもらえて
少し救われた気持ちになりました。

そして助産師さんも

頑張ったね
つらかったね

と言ってくれて…

スミマセン…
心が折れて…情けないこと言いまくって…
恥ずかしいです…チーン

みんなそうよー
長かったし、つらかったよね

と、優しく言ってくれましたが…
陣痛やら痛みがなくなると、それまでの自分の言動が恥ずかしすぎました。

ともかくツラかった…
よく

時間が経ったら痛みを忘れるから
また産もうと思える

みたいなことを聞くけれど…
痛みは忘れても、しんどかったという記憶は忘れないだろうし…

私はもう二度と自力で産める気がしません…

でも何とか無事に産まれました。。