2024年 第10戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」 初日 | ひよこきんぎょのJLPGA(日本女子プロゴルフ)ツアー観戦記

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菊地絵理香選手を中心に、試合レビューを書いていきます。
※記事中の人名はすべて敬称略とさせていただきます(一部例外あり)

 初の公式戦観戦を前に、昨夜は興奮で眠れなかった。

 

 と書きたかったのだが、

 昨夜眠れなかったのは、仕事が片付かなかったからだ。

 

 始発のつくばEXを捕まえて、秋葉原から45分で「みらい平」駅到着。

 会場の茨城ゴルフ倶楽部は、駅から徒歩約20分のすばらしいロケーションにある。

 始発で向かったのに、すでにゲートには100人以上の行列だ。クルマという飛び道具を持っている人たちには敵わない。


 昨日から降り続いていた雨は、現地に着くなりピタリとやんだ。

 昨季の三菱電機から続いた「観戦する日の朝はいつも雨」のジンクスを、先日川奈で打ち破ったが今日で2連勝。これで5、6月の千葉シリーズも怖いものナシだ。

 

 今日は13組に帯同する。

 前週お休みの菊地絵理香選手、大事な初日はどんなスタートを切るだろう。

 

 

 

 

 スタートから4時間半ほどたった11時45分ホールアウト。

 本日菊地絵理香選手は、2バーディ・5ボギーだった。

 グリーンがやはり難しいのかな。公式戦仕様でエゲツない場所にカップが切ってあるし(茂木宏美の粘着質なセッティング)。とはいえチャンスらしいチャンスはバーディの18番と9番(いずれもパー5)くらいで、それを確実に決めた、とポジティブにとらえよう。

 とくに最後9番のベタピン1mは、まさに「今日はコレを見に来た!」の一打だった。ああ、ほんとに来てよかったよ。

 菊地絵理香選手、安田祐香ちゃん、金澤しなちゃん、おつかれさまでした。明日もどうぞよろしくお願いします。

 

 最後に、絵ちゃんのキャディ。

 今朝、駅でスカウトしたかのような初々しさをもつ少年だった。

 …と、このようにかなりマイルドな表現にしたが、公式戦レベルのキャディではないのは、正直明らかだった。事実、心無いギャラリーから「菊地プロ、かわいそう」との声も上がっていた。

 

 頼んでいた誰かが急にキャンセルになってしまったのか、それとも今回は自分の力だけで戦うと最初から決めていたのか……。

 まあ、我が君の決めたことにとやかく言うつもりはない。まだ初日だし。今日も乱れたわけではないので、明日は完璧に修正してくると思われる。

 

 ところで、さて、まだ12時よ。

 どこかに半ラウンドでも帯同するか。

 春ちんはどこだ?

 

 

 

 

 初日が終わって、トップは佐久間朱莉。

 5アンダー? すごいスコア出した。アリスのカタキをサロンパスで討つか。

 この単独首位に各所で「勝負の神様、どうか佐久間に微笑んでください」との書き込みが多々見られた。同郷の者として私も同じ気持ちだ。

 ただ、神様にご登場いただく前提なら、やはり菊地絵理香選手に微笑んでくれ。

 

 

渡邉彩香が初日はいい位置につけた。春ちん、ココナッツの最終日最終組も見てみたいぞ。閣下もまじで調子いいんだな。そしてそして不調だと言われていてもメジャーになると力を出すもう1人のエリカ…



「ミスの原因もわかってきて、最近は落ち着いてプレーできるようになった」とのこと。開幕から〝感情のコントロール”を課題としてきた川﨑春花。うまくいくようになってきたかな。久しぶりの優勝争いを期待したい



明日はパット数20台目指すんだから! とホールアウト後に気合いの入った練習をみせてくれた。本日はパット数30、3パットなし(撮影:敏腕ライター)