2024年 第8戦「フジサンケイレディスクラシック」 最終日 | ひよこきんぎょのJLPGA(日本女子プロゴルフ)ツアー観戦記

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菊地絵理香選手を中心に、試合レビューを書いていきます。
※記事中の人名はすべて敬称略とさせていただきます(一部例外あり)



 2週連続優勝。

 初優勝からの連続は、昨年の岩井千怜に続き、史上4人目だそう。3日間首位をゆずらず、「完全」のおまけ付きだ。


 竹田麗央である。

 前日、竹田を3打差で追う鈴木愛から「同じ人をまた勝たせるわけにはいかない」と、連続優勝ストップ宣言が飛び出した。


 いいね、こういうの。


 選手どうしが仲良しなのはけっこうなことだが、戦意むき出しの駆け引きを見たい観客だっているのだ。

 

 百戦錬磨の20勝将軍に舌戦を仕掛けられた竹田だったが、つとめて冷静だった。それだけでなく、「最後に勝つのは私」と心に言い聞かせていたという。


 最後まで緩むことなく、時折、鈴木愛の絶品アプローチに身を引き締めながら、最終18番もバーディ締めで、先週に続き見事に連続優勝を果たした。


 使い古された言葉だが、今季あと何勝するのだろう。

 弱点と思われたパットの改善、初優勝のプレッシャーからの解放、そして最大の武器である長距離砲はもちろん健在。


 今季いまだ未勝利の絶対女王は、アメリカで何を思うか。


 野澤真央、今日こそまさかの? と思わせたが、挑戦者はバーディパットをショート(結果3パットボギー)してはいけない。それまでのプレーが可能性に満ちていただけに、もったいないシーンだった。


 単独2位の小林光希

 川奈で初優勝をする選手の雰囲気をまとっていたが、竹田が盤石すぎたのだ。リランキングに向けて大きいメルセデスポイントをゲット。


 そして最後に菊地絵理香選手。

 最終日は5バーディ•1ボギーのエクセレントなプレーで、お見事単独8位フィニッシュ。ランキングもベスト10に返り咲き、次週は大切な充電のためお休みだ。

 今季最初のヤマ場、すべてはサロンパスカップのために。




美咲ちゃんいいぞ! 桑木ちゃんも上がってきたぜ




 推しのコメントが続く良い記事。

 絵理香選手、パットで試していることが結果で現れてきたそう。これはサロンパス楽しみしかない。パナソニックはお休みなので、宮澤美咲桑木志帆にがんばってもらおう。