2024年 第6戦「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」初日 | ひよこきんぎょのJLPGA(日本女子プロゴルフ)ツアー観戦記

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菊地絵理香選手を中心に、試合レビューを書いていきます。
※記事中の人名はすべて敬称略とさせていただきます(一部例外あり)

 始発で石坂ゴルフ倶楽部を目指す。

 

 

 朝から一瞬たりとも止まない雨。


 昨シーズン最後の現地観戦となった伊藤園の初日と同じだ。

 4月なのに吐く息が白い。そしてキレイな緑色のはずの風景は、重たいグレーだ。

 雨の日の観戦はこれが一番心にこたえる………

 

 そして凍てつくような寒さ。

 なぜ凍てつく? 4月なのに!

 こんな調子で、私の今季は開幕した。

 

 9:20ティーオフの13組に帯同。

 菅沼菜々、篠崎愛、そしてもちろん菊地絵理香選手の3人だ。

 

 心も体も凍てついた私。1番ホールだけお付き合いして今日は帰ろう……などと正直弱音を吐きそうになっていたところ、菅沼菜々のチップインバーディで雨に曇ったコースの風景が一変。そして直後の菊地絵理香選手のおはようバーディで、1日帯同の覚悟は決まった。

 

 1番バーディのあと、2、5番でナイスパーセーブでしのいでいく。しかし、6番Par.5を3オンできず本日初ボギー、次の7番は3パットで連続ボギーがきてしまった。さらに8番Par.4は、2オンするも20mのパットは5-6mショート。3連続ボギーの雰囲気が漂ったが、ここを炎のパーセーブ!このプレーが大きかった。

 

 前半1バーディ・2ボギーで耐えた絵理香選手。

 逆襲開始だ。


 10、11番を安全にパーとして次の12番Par.5、伝家の宝刀をスラリと抜いて、ピン50cmにピタリ。ああ、私はこれを見にここまで来たんだなあ……。至福の瞬間を与えてくれさださりありがとうございます。

 

 この12番、菅沼も見事バーディをゲット。ホールアウト時にふたりに対して大きな拍手。そこはなんだかとても優しく温かい空間だった。

 

 この時点ですでに大満足な私に、14番Par.4で至福のおかわりタイムがやってくる。4mのやや下りフックラインを完璧に読んだエクセレント・バーディ。

 かっこよすぎる……。1番で帰宅なんてしなくて本当によかったよ。

 

 さらにおかわりタイムは続く。

 17番Par.5、2ndが左へ行き、木にバキバキバキ〜って……。しかし、木はポロっとフェアウェイにボールを戻してくれました。

 今日の絵理香選手がそのラッキーチャンスを逃すはずもなく、伝家の宝刀が再びギラリと光り、1.25mにビタッ!!!! きっちりバーディを奪った。

 

 18番の凸凹グリーン、下からの難しいアプローチも、技ありのらくらくパー。



「技術」という言葉がよく似合うアプローチ。なんならわざとカップインさせなかったかのような所作よ



 終わってみれば、Today 4バーディ・2ボギーのナイスプレー。

 

 今週は雰囲気もっているので、最終日まで上位での争いとなりそう。

 やっぱり川口大二キャディとのコンビはいいなと思った。



ほんと、良いコンビ

 

絵理香先輩、この2週間で少し絞ってきたかな? かわええ……

 

 

 13組ビタ付き帯同で、他の選手の情報はほぼナシなため、リーダーボードを貼っておく。

 絵理香選手、首位と3打差。あるぞあるぞ、今週勝っちゃえ。

 

佐久間朱莉と桃子先輩が首位で並んだ。天本ハルカが好調を維持中。がんばれ阿部未悠!

 

 

  しかし今日は本当に寒かった。

 気温8.8度だったそう。何度もいうが、4月だぞ?


 選手ならびに関係者のみなさん。どうか風邪などひかぬよう。きょうは温かいお風呂に入って早く休んでください。

 また明日からの熱戦期待してます。