2019.8.6 お誕生日おめでとうございます
小話になりきれないリハビリをぺたり
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「真白さん、康史にもこういうことしてるの?」
「んん?」
「だめだよ、真白さんは俺の手が好きなんでしょ?」
いくら康史が相手でも嫌なんだ
あなたが俺以外に こうして触れること。
あなたがもっと って望むなら
俺の手、たくさんたくさん触れていいからね
だから そんな顔で 他の人に触らないで
「こーちゃんの おてては凄く綺麗。
綺麗なんだけど、ちょっと 違うの」
私は窪田さんのおててがいちばんすきなの。
って
天使みたいな笑顔を浮かべて
くらくらしちゃうほど あまーい言葉を添えて。
もーーーー
このこ、ほんとズルい!!
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「窪田さんも、ここで ねよ?」
「だめだよ、真白さん。
男の人にそんなこと言っちゃだめ」
「 むー、」
「でも、真白さんが寝るまで ずっと隣にいるから」
「・・・ ぜったい?」
「ん。 絶対」
「・・・・・・ やくそく、できる? 」
「ん。約束する」
真白さんの隣に寝転んで 少しだけ見つめ合う
いつもはまぁるい大きな目が
とろーんとしていて、長い睫毛が上下するのも
とても とても ゆっくりで
「おやすみ、、、」
優しく頭を撫でてあげると
小さな手が弱く俺の手を捉える
ちゅ、ちゅって
俺の指先や手の甲にキスをおとす真白さん
ね。 どれだけ好きなの。 笑
聞きたかったけど、きっと今は届かないから
「・・・おや・・す、 」
最後まで言えずに寝落ちなんて
子どもみたいで可愛くて・・・
胸がきゅっ、となる
可愛い、可愛い 真白さん
もっと たくさん俺を頼って、必要として。
あなたが 友達じゃ物足りないって
そう思うようになってくれるまで、
どろどろに甘やかして、ぎゅっと包み込んであげる
だから はやく
俺のこと、好きになってよ。
2019.8.6
happy birthday ❤︎ masataka.kubota