【昔行ったお店紹介】恵比寿のお城の一階・・・ラ・ターブル・ジョエル・ロブション | 冷やっこの吞兵衛ブログ

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日本最高級のレストラン・・・といえば、真っ先に頭に浮かぶのが、恵比寿ガーデンプレイスに威風堂々と建っているお城のようなレストラン、シャトーレストラン・ジョエル・ロブションを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

 

ミシュランガイド東京創刊以来、ずっと三ツ星を取り続けているお店としてあまりにも有名であると同時に、価格もとんでもなく高く、庶民には足の踏み入れがたい場所・・・といったイメージもあります。

 

しかし、実はあまり知られていないことなのですが、このレストラン、一階と二階で店舗が違うのです。

二階が、ミシュラン三ツ星に輝く「ガストロノミー・ジョエル・ロブション」であり、一階が、ミシュラン二ツ星の「ラ・ターブル・ジョエル・ロブション」なのです。

そして、この「ラ・ターブル・ジョエル・ロブション」での平日のランチでは、最安値でなんと3000円台でジョエル・ロブションの料理を頂けるのです。

ということで、このシャトーレストランに足を踏み入れたのは、2016年11月の事でした。

 

圧倒的な存在感のこの建物!

結婚式場のように見えますが、これがレストランなのです!

この中に入っていった時の高騰感は忘れられません。

 

エントランスはこんな感じ・・・。

階段を上がっていくと、3つ星の「ガストロノミー・ジョエル・ロブション」となります。

一階の「ラ・ターブル・ジョエル・ロブション」の店内はこんな感じ。

黒とパープルで統一されたシックな雰囲気です。

カジュアル・・・といっても、あくまで2階の店舗と比べての事。

こちらも十分に高級感が溢れてます。

 

テーブルセッティングです。

クラシックなフランス料理と違い、モダンフレンチではカトラリーがズラリと並ぶことはありません。

 

勿論シャンパーニュをオーダー。

ハウスシャンパーニュは、ヴーヴクリコでした。

 

ますは、アミューズ。「人参のムース・オレンジのエスプーマ」

ニンジンのムースの上に、オレンジの泡が乗った物。

ニンジンの甘みと、オレンジの酸味が一体になって、何とも言えない優雅な味わいに。

シャンパーニュが進む。

 

前菜。ラ・ターブルのスペシャリティオードブル・3種のバリエ。

 

まずは、手前の、「天使のエビのコンフィ アンティーブのサラダと、葉野菜のコンビネーション」

ぷりぷりの天使のエビが超旨い

 

「ビーツとアボガドのコンポート」

ビーツを使った前菜。まるで芸術品。

 

「生ウニ・甲殻類のジュレに滑らかなフユヌイ」

ウニをオマールエビのジュレで包み込んだもの。

上にポテトの冷たいスープをのせてあります。

濃厚な白ワインが合いそうな一品

 

自家製パンも美味しい!

 

魚料理は、「ホタテ貝柱のポワレ そのムースを変わった貝殻に詰めて、香り高いシャトーシャロンのソース」

ホタテの貝柱のポワレなのですが、ソースがとにかく凝っていて複雑な味わいです。

これこそフレンチの神髄!

 

 

メインに合わせて、プロヴァンスのロゼをオーダー

 

「フランス産仔牛のブランケットインカのめざめのコンフィを添えて」

フランスの家庭料理であり、クリームシチューの原型とも言われる、仔牛のブランケットをロブション流に昇華させ、高級フレンチの一品としたものです。

仔牛の肉が超柔らか・・・

 

デセールは「ショコラセンセーションなめらかなグアナジャのクリームと練乳のグラス」

濃厚なチョコレートのクリームです。

赤ワインが欲しくなります。

 

キャサリンが選んだのは「イチジクコンポートにし、フランボワーズのブリュレにフロマージュブランのソルベと共に」

これはサッパリしてそうな一品・・・それにしても綺麗です。

 

フランス語のHappy Birthdayのプレート。

そう、この日はキャサリンの誕生日だったのです。

 

最後はミニャルディーズとコーヒーでフィニッシュです。

素晴らしい、夢のようなランチはこれでお終い。

 

レストランから出ると、この中で食事をしたなんて、ちょっと信じられなくなる。

セレブ感半端ない。また、いつの日か・・・必ず行きたいです。