私は高校受験のため進学塾などに通っていた時代がありまして、幼少期は自分も親父のようにスーツを着るような企業に就職するものなのかと漠然と未来を考えておりました


小学生の夢なんてものを書かされる時には野球選手とかサッカー選手 医者 弁護士 お花屋さんなど

職業を記載するのが多いですが

パツキンのネーチャンと結婚する

なんて書いた記憶があり典型的なアホでした


とくにグレていたわけでもなく、学業に力を入れた訳でもなくて

ただ単に生まれたから生きている というアホです


まず初めて作業着というダボダボしたものに袖を通し現場に出た時

上司の方達はほぼチンピラでしたね。。。

まーあとからわかることなんですが、日雇いを束ねる会社ってやつは当時はほぼヤクザ絡みでしたね


とにかく

顔面凶器 声がデカい 職場でケンカしてる 酒くさい 

車好き 女好き ギャンブル好き 薬打ってる etc

皆様が思っている通りの世界でした


昭和高度成長期の現場監督でさえ殴り飛ばしていた職人達から教育を受けてきた私の上司達は

まだその仕様が色濃く残っておりました


そんな中でも何故か30年も自分がこの業界でやってこれたのか

はい…今ならわかります


先程からのべているように何も考えてない素直なアホだったからです


言われるがまま資材を運び

言われるがまま高所に登らされ

ただひたすら毎日現場に出て30年という月日が流れ

結婚し子供を2人授かり離婚もしないで子供2人大学を出して持ち家を手に入れました


生かさず殺さず  と言われるロスジェネ世代の日本社会を生き抜いてこれた

日雇いらしからぬ偉業をなしとげられた事を

今ここで私の関係者の皆様に深く感謝申し上げます



ではここから日雇い達 というテーマなので

私の目上の方々や 同期の仲間達 などバレない程度で触っていきましょうか