平地ではやっと雪が溶けて、だいぶ地表が現れ始めました。
所有する盆栽たちは、1鉢以外は全て屋外の自然環境で、初の越冬を終えました。
我が故郷の岩手では連日の氷点下となる為、根鉢が凍結して鉢が割れるのですが、新潟はそこまで気温も下がらないし、雪に埋まったとすれば零度キープの状況なので枯死はしないだろう...と、越冬させてみたワケです。
んがっ、予想外でした。
降り積った雪は融雪に従い比重を増して行く事を。全く考えてませんでした。
結果として、数鉢の枝折れを招いてしまいました。
◇真柏(推定樹齢8年)
シャリから水吸いがベロンチョと剥がれてしまっています。

◇カリン(推定樹齢40年)
唯一の幹中間部枝が、ボッキリ...。これも風情.....とはいかないよなぁ。

なんて哀れな様でしょう。さて、どう修復してあげようか。
取り敢えず、気温と相談しながら4月上旬までには植え替えてあげます。
因に、過保護にも屋内避難した五葉松は、嫁の実家から頂いた樹齢80年超の大事な逸品です。我が家に来た時点で既に70年の歴史(お婆様の昔話より算定)が確認出来てます。

もう一冬こちらの環境に慣らして、来春にでも植え替えてあげよう。