ブランキーの映画バニシングポイントをみて想う～
ブランキーとの出会い―最終回、その後～
三人のRoc-Brothers達 へ
＜ 前回からの続き ＞
それは 自分が演りたいと思っていた世界そのもの
すっかり殺られてしまった
その後 バックステージを歩く達也を見つけ
自己紹介して自分がプロデュースした12インチレコードを渡し 連絡先を聞いた
そして 俺は
ファットボーイスリムにインタビューする為 そのまま成田へ イビサに向う為に…
この日から 彼らとの長い付き合いが始まったのだ。
ノーマンクック(ファットボーイスリム)にインタビューする為
遥々スペインのイビサ島まで出向いた俺は
第二回フジロックでのブランキーのステージを思い出していた。
さすがにノーマンクックにインタビューした後だったが
鮮明に俺の頭に焼き付いた ステージの残像
帰ったら達也に電話して奴と話そうと思っていた。
その頃 俺は1988年から始めたDJでの活動がピークに達しており
忙しく全国を飛び回っていたが
そろそろ自分自身で納得できる場を創造する必要性を感じていた。
そこには ありとあらゆる才能が集う
ロック好きのサロン クリエーターとミュージシャンが知り合い
そこから新しい何かを生み出す様な…
お互い刺激し合える アツい場所
お互いの存在を確認する場所
俺の大好きなボリスヴィアンがパリに造ったクラブ Tabooを東京で再現しよう、
そう思った。
次回 ＜ 三人のRoc-Brothers達 ＞ へ続く