麺屋いろはで富山ブラックラーメンを食べた。
クリスマスだとかバレンタインだとか、そんな日に限って一人でラーメンを食べている気がする。
街が浮かれる中、一人でラーメンを食べることが自分にとってのステータスなのかも知れない。何とも不毛なステータス。


鶏白湯はいつだって魅力的だから誘惑に負けかけたけど、よく頑張った自分。今日はスタンダードに富山ブラックラーメンを。

スープは黒い。比喩ではなく本当に黒い。麺にも黒色が移るほど。

見た目とは裏腹にあっさりしている。遠くで魚介の風味がする醤油ベースのスープはまろやかで、塩味の尖りが無くて深みがある。
ブラックペッパーがアクセントになっているのがまた美味しい。
この和洋折衷(和洋中折衷?)、良い。

定番のチャーシュー、メンマ、海苔、ねぎと、無駄のないチョイスでスープを邪魔しないところがばっちり。

食べ応えはしっかりだけど、ラーメンを食べている罪悪感を感じない味。(実際のカロリーや塩分量はどうか知らない)

蕎麦やうどんじゃ物足りない、ラーメンは胃もたれしそうな時、よくある。そんな日にサクッと食べたい。