健康被害を起こした紅麹サプリの検出異物、厚労省が発表・・・原因物質として特定できていないのに!? | hiyamizutosiyoriのブログ

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 「健康被害のあったサプリのロットから、本来は含まれていないはずの物質『プベルル酸』が検出された」のだから、これが原因物質の可能性が大の、怪しい物質であることは否定できない。

 

 しかし、唐木英明・東京大名誉教授(毒性学・薬理学)は、「プベルル酸」は、「青カビが作る物質であるなら、紅こうじ菌から自然に作られることはありえない」と指摘しているし、

 

 医薬品の製造現場に詳しい光本泰秀・北陸大教授(神経薬理学)も「原因物質として特定できない」と指摘した、そのうえで

 

 「これまで紅こうじを使った製品を長年製造してきたなかで、急に特定のロットの製品で健康被害が出るのは不思議だ。外部からの混入などの可能性も含めて調査する必要がある」と話したという(元記事2/2)。

 

 そうすると、そんじょそこらに普通に存在する異物でもないのだから、

 

 第1に原因物質かどうかを特定する必要があるとこ、

 

 第2に、何者かが、意図的に、混入させた可能性があるということではないのか。

 

 とすると、これは、新種のテロの可能性があるということではないのか。

 

 だが、テロであろうがなかろうが、私は、健康被害が発生した場合の対応として、今回の迅速な“容疑物質”の回収命令には、全く異論はないが、

 

 ただ、今回の措置と同様、〇〇についての被害者と紅麹サプリの被害者に対する厚労省等の対応の差に違和感を感じている。

 

 なぜなら、○○は予防効果については、政府も、うたわなくなったし、重症化防止効果についても、死亡者についてみると、非常に怪しいということが、YouTube上で指摘されている。

 そして、その事実については、実数をあげての否定も、公開討論もされていないからだ。

 

 まあ、防カビ剤や防腐剤や農薬、遺伝子組み換え作物を日常的に摂取している、余命少ない私ではあるが、

 濃縮した形で摂取する物は避けるべきだろうか。

 

 また、もし、犯罪だとしたら、大量生産の食品なども危険ではないのか?

 

 効率化を進めるためとして統廃合を進めてきた学校給食なども、標的になる可能性もゼロではないのではないかと思うと、

 

 歳よりの懐旧趣味だろうが、給食室を各学校に設ける、給食のおばさん達がいた、分散型の方が学校給食制度としては、安全ではないのか。

 

 悩みは尽きないが、それでも、やっと空腹になってきたから、友人が提供してくれている“農薬使用栽培の玄米”の朝食でも食べるか。

 

 

(元記事1/2)

検出物質、厚労省が発表するとは…4時間半に及んだ小林製薬会見

3/29(金) 21:02配信 毎日新聞 

https://news.yahoo.co.jp/articles/a2b66b698ee5fdff1c19492370d56d6c87cfdf91

 

記者会見冒頭で頭を下げる小林製薬の小林章浩社長(中央)ら=大阪市北区で2024年3月29日午後2時6分、加古信志撮影

https://news.yahoo.co.jp/articles/a2b66b698ee5fdff1c19492370d56d6c87cfdf91/images/000

 

 紅こうじのサプリメントによる健康被害が相次ぐ小林製薬(大阪市)が29日に開いた記者会見では、被害の原因として疑いのある物質を巡って混乱。午後2時に始まった会見は約4時間半にも及んだ。

 

【リスト】小林製薬が紅こうじを供給していた173

https://mainichi.jp/graphs/20240322/mpj/00m/020/216000f/20240329mpj00m020014000p?inb=ys

 

 発端となったのは、これとは別に厚生労働省が午後4時から始めた会見だった。そこでは健康被害のあったサプリのロットから、本来は含まれていないはずの物質「プベルル酸」が検出されたと明らかになった。

 

 それより前の時点では、小林製薬の会見で記者が被害を起こした物質について質問すると、ヘルスケア事業部の梶田恵介・食品カテゴリー長は「不明確な部分もある」として回答を避けていた。

 

 ところが厚労省会見の情報が伝わり、記者が事実確認をすると、梶田氏は「意図しない成分の候補として(厚労省に)情報提供した」と発言を一転。梶田氏は「厚労省の意見がないと判断できない」と釈明した。

 

 厚労省の会見で公表されることは、小林製薬の会見に登壇した小林章浩社長ら4人全員が把握していなかったという。実は厚労省の会見は小林製薬も共同発表した形になっており、混乱ぶりが露呈した格好だ。

 

 その後の小林製薬の会見ではプベルル酸に関する質問が相次いだ。終盤に1人当たりの質問数を制限しようとする司会に対し、記者が「プベルル酸の存在を隠していたから長引いている」と気色ばむ場面もあった。【妹尾直道】

 

 

(元記事2/2)

小林製薬の紅麹サプリから検出のプベルル酸とは 専門家の見方

毎日新聞 2024/3/29 20:06(最終更新 3/30 06:58)

https://mainichi.jp/articles/20240329/k00/00m/020/286000c?inb=ys

 

 サプリメント服用を巡って健康被害が起きた原因物質の可能性として、製造元の小林製薬(大阪市)の調査で、「プベルル酸」が浮上した。

 

 厚生労働省によると、プベルル酸は青カビが作り出す物質で、抗生物質としての特徴がある。米国立衛生研究所(NIH)のデータベースなどでは、ヒヤシンスに病気をもたらす原因菌などから見つかった天然化合物としている。

 

 唐木英明・東京大名誉教授(毒性学・薬理学)は、プベルル酸について詳細は不明だとしたうえで、「青カビが作る物質であるなら、紅こうじ菌から自然に作られることはありえない」と指摘。製造過程で青カビが混入した可能性があるが、紅こうじを作る培養器はカビも非常に増えやすい環境のため、混入すれば一気に増殖し、色の違いで一目で分かるはずだという。

 

 また、プベルル酸が腎臓にどのような影響を及ぼすのかも明らかになっていない。「腎臓への毒性があるかを動物実験で調べることが必要だが、結果が出るまで1~2カ月はかかるのではないか」とみる。

 

 医薬品の製造現場に詳しい光本泰秀・北陸大教授(神経薬理学)もプベルル酸について、「なぜ腎臓に集積したのかや、もしくは集積していなくても、腎臓に毒性を示したのかを明らかにしなければ、原因物質として特定できない」と指摘する。そのうえで「これまで紅こうじを使った製品を長年製造してきたなかで、急に特定のロットの製品で健康被害が出るのは不思議だ。外部からの混入などの可能性も含めて調査する必要がある」と話した。【寺町六花、渡辺諒】