今年の梅雨は、やたらしっかり降る印象。
天気予報で雨マークのつかない日がない。
そして天気予報があてにならない。
そんな中、出発時到着時に雨は振っていたものの夜になり雨も雷も止んだため釣り開始。
本来は松川浦大橋下でミノーやバイブレーションを投げてシーバスを狙うつもりだったが、水の濁りが激しいことから様子見でライトゲームタックルを出した。
タックル:SoareCI4+AJING S604L-S + Vanquish C2000S
ライン:エステル 0.3号 + フロロカーボン 2 lb
ルアー:Jazz 尺ヘッドR type 1.5g + ワーム
釣行時間:20時半~22時半
月齢:19.8 中潮
満潮:20時34分 133 cm
干潮:26時33分 83 cm
こんな日なので、ライトゲームで試したかったことをやってみることに。
今ひとつSoareCI4+AJINGにどの糸を使うのがベストなのかセッティングが定まらないでいる。
これまではフロロカーボン3lbを使っていたが、糸が濡れてくるとガイドの通りが悪くなり飛距離も出ずトラブルの元となっていた。
ベールを起こしても1.5gジグヘッドが自然落下しないほどである。
そこで細いエステルラインならばどうなのか?という検討である。
もっとも、ロッドの適合ルアーウェイトが0.6~12gであるが、このラインではプラグをフルキャストする勇気はないので、エステルを使うのは微妙ではある。
開始時刻は満潮潮止まりで、橋の下明暗部にエントリー。
橋のライトアップ用照明が点灯していたため水面が明るかったが、前回ほどダツは多くなかった。
1.5gジグヘッドにグラスミノーSパールグロウをつけキャストし水面をリトリーブしてくるとカツンと反応があるが、乗らない。
回収してみるとフグと思われるバイトでワームが半分に切れていた。
水面を見るとダツの数も増えてきたようなので、相馬港に移動した。
相馬港の常夜灯付近には船が停泊していた。
向かい風が強くなってきており、思うように投げられない。
1.5gジグヘッドではどうにも太刀打ちできないので2.5gに変えキャスト。
表層からレンジを探っていくが、一切反応がない。
ライズも見られず、思い切って橋の方をライトで照らしたところ水が濁りきっており生命感が感じられなかった。
向かい風の中キャストを繰り返すうちに手元に嫌な感覚が伝わり、確認すると糸がもつれていて心が折れた。
22時近くになり橋のライトアップが終わっていたため、再度橋の下に移動し、絡まったラインを切ってリーダーを結び直して釣行再開。
フグっぽくないアタリがコツコツとあるが、乗らない。
ワームをオクトパスこうはくに変えてキャストし、ホンダワラと壁面の間を通してくると強いアタリがあった。
合わせるとドラグがすごい勢いで出ていく。
メバル17、18cm程度ならドラグを鳴らしながら十分寄せられる強さだが、全く寄せることができない。
しかもラインはエステル0.3号なのでドラグを締めて強引なやり取りをする余裕がない。
潜るような動きなのでメバルだと思われるのだが、経験が無い強さなので確信がない。
大きく首を振る様子はないしエラ洗いもないのでシーバスではないと思われた。
ダツか!?と思いつつ魚の動きに警戒しながら慎重に寄せてくると、水面には体高のある魚体が現れ、なんとか釣り上げることができた。
釣りを始めて自己記録の23cmオーバーのメバルであった。
上顎から尾の先で23cmを少し超えていたので、下顎から測れば24cmを超えていたか。
過去釣り上げた中で最高の引きを味わえた。35cmオーバーのセイゴや先日のマゴチよりも手応えは大きかった。
その後キャストし続けるが反応がなくなりワームが半分に食い切られたいたので終了した。
【反省点】
前々回、前回、今回とこの場所で比較的大型のメバルを釣り上げている。
ワームはほとんどオクトパスこうはく。
実績がでているが、数が伴わない。
またホンダワラが多く、ジグヘッドを少し沈めるとすぐに根がかりすることから、レンジを攻めきれていない。
要するに「たまたま釣れた」可能性が高い。
師匠の情報だと、この時期この場所は毎年メバルの良型があがるようだ。
次回以降、同じ場所でやることを向けて対策を考えて置かなければならないようだ。
・根がかり上等でキャストしつづける。
・テキサスかキャロライナリグ、ダウンショットリグなどでオフセットフックを使う。
またフロートリグを組み、すこし遠目を狙ってもみたい。
【Soare CI4+ AJINGのライン】
エステルラインはラインが濡れても快適にキャストし続けることができた。
途中糸が絡まったのは、向かい風でスプールを確認せずキャストしつづけたことと、単にラインがヘタってきていただけだろう。
ただロッドの強さに対してラインが弱い気がする。
それに今回は釣り上げることができたが、同等かこれ以上の大きさのメバルやソイがかかったら釣り上げられる自信がない。
(エステル0.3号=約1.2lb)
次回はフロロカーボン2lbをSoareCI4+ 2000S HGに巻いてみよう。
当たり前のことだが、使うジグヘッドやプラグの重さによってラインを変える(=リールかスプールを変える)運用でいくべきか。
それにしてもSoareCI4+の感度がとても素晴らしい。
水の中の抵抗を細かく感じることができる。
この感度を活かすならばリーリングするならハイギア、ノーマルギアやパワーギアのリールを使うならロッドアクションでジグヘッドを動かすべきだろう。
雨あがりの短い釣行であったが、いろいろなことがわかり、また課題も見つかった良い経験であった。
備忘録なので文章が長くなっても気にしないw