すっかり更新が途絶えてしまい、ご無沙汰しています。久々に更新します。
２月２２日に厚生労働省エイズ動向委員会から平成２４年エイズ動向の速報値が発表になりました。
ここに主な数値をご紹介したいと思います。
平成２４年 エイズ動向
１．新規HIV感染者 １，００１人（前年 １，０５６人）
過去６位の件数でした。
２．新規エイズ患者 ４４５人（前年 ４７３人）
過去３位の件数でした。
３．主な感染ルート
●新規HIV感染者
異性間性的接触 １８．１％
同性間性的接触 ７１．７％
●新規エイズ患者
異性間性的接触 ２４．７％
同性間性的接触 ５３．４％
４．いきなりエイズ発症率 ３０．８％（前年 ３０．９％）
５．保健所でのHIV検査件数と相談件数
●HIV検査件数 １３１，２３５件
●相談件数 １５３，５８３件
依然として下げ止まったままです。世間のエイズに対する関心の低下が指摘されています。
６．献血件数とHIV陽性件数
●献血件数 ５，２７１，１０３件
●献血で見つかったHIV陽性件数 ６８件
以上がざっと見た主な数値です。
厚生労働省エイズ動向委員会の岩本委員長のコメントとしては、新規のHIV感染者が増加しているというデータは見つかっていない、横ばい状態であるとのことです。
その一方で保健所でのHIV検査の件数や相談件数が減ったまま回復しないことから、世間におけるエイズへの関心が低下しているのではないかと指摘されています。
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