今年9月にエイズ動向委員会から発表になった2010年の新規エイズ患者は469人で過去最多でした。
実はこのエイズ動向委員会のデータには日本に住む外国人も含まれています。2010年の469人のうち、33人は外国人なのです。
では、実際に外国人のHIV感染者、エイズ患者はどのくらいいるのでしょうか。過去10年間の推移を調べてみました。
日本国内における新規のHIV感染者、エイズ患者は増加傾向が未だ続いているのですが、こと外国人に限っていえば減少傾向にあります。
ついでに、「いきなりエイズ」の発症率も調べてみました。それが次のグラフです。
外国人の「いきなりエイズ」発症率は、2000年代半ばまでは40%を超えて非常に高かったのですが、2009年からは30%を切って、日本人よりも低くなっています。
この「いきなりエイズ」と言うのは、HIVに感染した人が自分の感染に気がつかず、エイズを発症してから気がつくことを言います。文字通り、「いきなりエイズ」を発症する訳です。
しかし、現在の抗HIV医療では、エイズ発症前にHIV感染が分かれば薬によって免疫力低下を防ぎ、エイズの発症を抑えることも可能になっています。
従って、早期のHIV検査によって「いきなりエイズ」は未然に防ぐことが出来るのです。
なお、2010年の調査では日本に滞在する外国人は凡そ213万4千人だそうです。(旅行者はのぞきます)
どうして外国人のエイズ患者が減少傾向にあるのか、その理由については説明した資料が見つかりませんでした。
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