天才的な詐欺師を知事にしてはならない | 樋浦明夫のブログ

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日々の出来事(家族や私的なことに触れるのは苦手なので、主としてグローバルな事)、歴史的な過去の出来事、浮世のことについて思ったこと、感じたことを思いつくままに写真や文で紹介したい。

『雲の墓標』は大分サボっているが、後数回に分けて海軍航空隊の特攻についてまとめる予定でいる。

 

今日は都知事選が近いので緑のタヌキと揶揄されている小池百合子の再選を許すかどうかの重大なことに触れたいと思う。故アベシンゾウや小池百合子のような口から出まかせのペテン師の跋扈を許したら日本はそれこそ再起不可能になる。そういう懸念からである。2、3日前に投稿したFBの記事をシェアした。

 

ちょっと長いが、次の①∼⑥を参考にした小池都知事の学歴詐称問題の真実。『女帝 小池百合子』(①)の著者石井妙子と、その著書の文庫本化で実名を公表した北原百代氏(小池とエジプト時代に同居)との対談(②)、郷原信郎弁護士のユーチューブ配信「日本の権力を斬る!」の上田令子都議(③)や浅川芳裕ジャーナリストとの対談(④)、カイロで小池一家を経済的に援助した朝堂院大覚氏の記者会見(⑤)、「カイロ大卒業」は公選法違反(虚偽事項の公表)の疑義があると東京地検に刑事告発した小池百合子都知事の元側近で元都民ファーストの会都議団事務総長の小島敏郎弁護士の対談(⑥)などから分かったこと。

 

73年10月に父の取り計らいによるカイロ大学の有力者のコネでカイロ大学の2年に編入学。76年の進級試験で落第。アラビア語の勉強よりも遊ぶことに熱心で日常会話も満足にできなかったから、超難関といわれる進級試験に受かるはずがなかった。この間、カイロ大の文学部の教授に最終学年ではないから追試は受けられないと告げられている。その後、JALのエジプトスタッフとして勤務。朝堂院氏はこの頃、空手の雑誌を出すからと言われたので資金援助したと言っている。

 

76年9月に帰国。この日本への帰国が転機になったようだ。

 

76年11月、「カイロ大学文学部社会学科を日本人女性として初めて卒業した」という日本の新聞を持ってカイロに戻った。つまり、カイロ大に入学したとしても2年で中退したというのが真実。朝堂院氏は記者のカイロで「百合子さんが面と向かって朝堂院氏にカイロ大を2年で止めると言ったんですか?」という質問に何度も「そうだ」と断言している。だから学業の結果で卒業できなかったのは事実。エジプト政府との政治的な取引で卒業したというのは世間を欺くものだ。

 

卒業証明書はカイロ大が発行したものではなく、側近小島氏の示唆に基づいて日本側でつくられたもの。そして都知事選2期目の直前に日本のエジプト大使館からFBで”小池はカイロ大を卒業した“という不可解な声明が出された。これが学歴詐称問題を沈静化し、2期目の小池圧勝につながった。ここで大事なことは日本の首都の知事とエジプト政府との間に国際政治関係(何らかの利害関係)が生じたということ。従ってエジプトは利権を手放したくないから小池のカイロ大卒業にお墨付きを与え続けるだろう。

 

最後に、朝堂院大覚氏の言うように小池知事は、「カイロ大は2年で中退しました」と言って初めからまたやりなおすのがベストだろう。また朝堂院氏は「朝から晩までウソをついているのが権力を持ったらとんでもないことになる」と語気を強めた。

 

都知事選は自分には関係ないと思っている人たちも今の自公のデタラメ政治を終わらせたいと願うなら蓮舫氏に投票するしかないだろう。それが今の日本を救うみちである。なぜなら小池候補は自民と持ちつ持たれつの関係だからである。小池氏が勝ったらまた自民党は政治と金の問題などどこ吹く風のごとく勢いを盛り返すに決まっている。そのことが問われている。