今回は、歌手というよりはITオタクの日浦のネタだな、悪しからず。
日浦孝則オフィシャルブログ「あわびのキモ!」Powered by Ameba-iBook G4
Apple iBook G4 1.33GHz。オークションで入手。ジャンク品だったので格安(\1.6K)でしたが、簡単な修理で復活。使用頻度も低かったようで、ほとんど新品でした。
なぜ、今頃iBookG4なのかと言うと、まあ、Macは、これまで、ずっと、PowerBookG3-400を使ってて、いつかパワーアップしたいと思ってたんだ。
主な使用用途はDTPなわけで、主に使ってるソフトが、Quark v4なんですね。
印刷関連の環境というと、やっぱし、まだOS9ですよね、多分。
最近、PDFでの納品が多いので、よく解らないですが、ま、とにかく、OS9の環境が必要なわけです。
Quark v4も、やはりOS9でしか動きません。
が、しかし、動作の安定しているOSXで使いたいなあ!
動画編集も、WindowsでPremiere Proを使ってるけど、
前使ってた、MacのFinal Cut ProのLiveTypeで作るタイトルって最強!
てなことがあって、何とか、OSXでQuark v4が使えないか?
そして、一番大事な、プラグインを使ったPDFの書き出しが出来ないか?
中古のiBookを入手して試行錯誤してみたわけです。

結果から言うと、iBook G4、OSX Tiger 10.4.9 で、Quark v4からPDF出力が出来ました!
まあ、PowerBookG4を入手していれば、OS9で起動出来るわけで、回避策はあるのですが、
OSXからOS9クラシック環境を起動した状態で、出来ないか?
これが目標だったわけです。
最近のIntel Mac だと、OS9のクラシック環境すら無くなっているので論外。

さて、iBook G4のOS9クラシック環境においては、Quark v4の使用や、ずっと使ってきたPostScriptのフォントの使用も問題ないのですが、ただ、PDFの書き出しでずっと失敗を繰り返して、どうにもこうにもエラーが出てしまう。
困り果てて、ネットで色々と調べてトライするうち、やっとうまくいった。
それは、PDFの書き出しに使う、Adobe Acrobat Distiller(v5.0.5)のアプリケーションの位置がキモ!だった。
ずっと、Distillerは、最初のドライブに置いてある状態でテストを繰り返してエラーが出ていたけれど、
ドライブを変えると良いらしい!ってことを何処かの記事で発見!
早速、違うパーテションのドライブに置いたDistillerを使用して、Quark v4からPDF書き出しを試すと・・・、
ウッソ~!あれ出来たじゃ~!って拍子抜けするくらいあっけなく成功した。
いや~、出来るもんじゃね~。
というわけで、FCPのLiveTypeも使えるし、小さくなったし、裏技で、デュアル・モニタにもなった。
これで、これまで使ってた下の写真のPowerBookG3と交代。
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モニタ画面が広いので、今は、DVDプレーヤ化している。
大きいし、重い。ブロンズって言うくらいだもんね。

というわけで、めでたくG3からG4に昇格したが、
もう一枚、写真をアップ。
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これは、今回のiBookG4の修理のキモ!
パワーボタンのソケットの半田にクラックがあったので、半田付けしたんだけど、写真で見ると分かるように、処理しようとしている端子(赤い↑部分)は、ハンダごての先端よりも細かった、
だから、肉眼でもよく見えないので、少し大きな虫眼鏡を持ってきて、更に、老眼鏡、2つのレンズでやっと見えるようになった。ただ、片手は虫眼鏡を持っているし、細かい作業だし、相当難しい作業だったが、やってしまった。俺って手先だけは、ほんと自分でいうのもなんだが、器用に出来てる。
昔、HPの200LXのメモリの改造で、ムカデのようなメモリチップを基盤からはずしてLXに装着したことがあったけど、今回のは、それより細かい部位だと思うので、多分、これが俺の生涯で一番ミクロでナノなハンダ付けだと思う。記念に載っけておこう。