シチュエーションものはよく書くけど、特にお風呂モノって萌えとエロさがテンコ盛りだよね(*´∀`*)←

…という訳で、イナイレではお初なお風呂モノにチャレンジしてみましたw



①イナイレで鬼円。
②お風呂モノなので、微妙にエロ気味?
③超短い(爆)


これでも大丈夫な人だけ、レッツスクロール!











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「ふー……」
ぶくぶくぶく……。
ほおを膨らませながら顔半分を湯に沈め、ゆっくり吐き出す。
自分の部屋より数倍あるのではないかと思わせるこの浴場の広さに、円堂は思わず目が点になる。
思いっきりリラックスしたいけど、ここまで広いとかえって緊張してしまう。

鬼道って、こんなだだっ広い所をいつも入ってるんだよなぁー……。

ぶはぁっ!
さすがに息苦しくなったのか、大きな水飛沫と共に飛び上がる。
「ぜぇぜぇ…っ、やっぱ長続きできないよなぁー…」
乱れたままの呼吸を整いながら、円堂はゆっくりと天井を見上げた。
立ち込める湯気が天へ昇る様子に、つい安堵の息をついてしまう。
まさか鬼道の家に泊まり込むなんて、予想しなかった。
本当なら、真っ直ぐ自宅へ帰る筈だったのに。
途中雨に降られ、揚げ句にびしょ濡れだった所を鬼道とばったり会ったのが、まずかったかもしれない。
自分でも気付かない所を、誰よりも早く見抜く鬼道の事だ。
円堂の様子を見るやいなや、突然手を掴み早足で連れてかれるなんて、予想できなかった。
断ろうとすればできたのに、鬼道の様子がいつものとは違っていた事で、言葉すら浮かばない。
流されるまま鬼道の家に連れてかれ、こうして今に至ったのである。

そういやあんな鬼道見たの、初めてだよな……。

うーん、円堂は唸りながら思い当たる事がないか、考えてみた。
だが、何一つ思い出せない。
考えれば考えるほど、ますます頭の中が混乱しそうになってきた。
「……どうかしたか?」
突然、待ったをかけるような声が木霊してきた。
何の前触れもなくかけられたので、円堂はビクンッと飛び上がるようにしなった。
「うぇ…あ……あ、ああっ!べ、べべべ、別にたいしたことないから、気にすんなって!」
アワワワ、としどろもどろしながら円堂は平静を装うとする。
こんな事鬼道に知られたら、本気でしゃれにならない。
できれば何もなく、時間が過ぎればいいのに。
そうささやかな円堂の願いは、上手くいく訳がなかった。
特に表情がすぐに出てしまいがちな円堂の様子を見れば、尚更である。
「お前がたいした事なくても、俺からすれば大事な事なんだぞ」
「う…ぁ……スンマセン」
ガックリ、と肩を落とす円堂。
ふにゃり、とうなだれるその姿は、フィールド上での頼もしい様から想像つかないものだった。
むしろ、年相応に近いものと感じてもいい。
円堂の感情起伏を表すようにへなるくせ毛もまた、どこか小動物を彷彿とさせるものだった。
「そんなに強張らなくてもいい」
くしゃり、宥めるように鬼道の濡れた手が円堂の頭を撫でてきた。
身体の力を解きほぐしてくれる感触に、思わず身を委ねそうになる。
特にゴーグルを外した鬼道の素顔は、円堂にとって安心感をもたらしてくれるものとなった。

「……なあ、鬼道」
「どうかしたのか?」
「さっきは、その……ゴメンナ」
「どうして謝る必要がある?」
「う…うん……なんとなく謝りたかった。そんだけ」

一言ずつ交わされる、さりげない会話。
お互い視線を向かず囁くように紡ぐそれは、響きの大きくさせていく。
耳元へ伝わる度に、心臓の鼓動までもが高鳴りを上げる。
チラリ、と横目で見る鬼道の横顔が、普段より艶やかに思えてしまう。
余りにも凛々しいから、思わず視線を逸らす円堂。
そんな円堂の様子を、鬼道は怪訝そうに伺う。
少し膨れっ面気味に思わせるものだったが、すぐ様愛おしむような笑顔を見せた。
円堂も釣られて笑う。


『こんな気持ちいい時間が、いつまでも続いていたらいいよな……』


霧が霞むように覆うその湯気は、一種の安堵感をもたらしていく。
それは互いが敷いた『壁』を取り除いた瞬間を表していた。






おわり


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お風呂ネタを鬼円やってみました(´∀`)
普通お風呂といえば、形がどうあれスキンシップやタッチング(いわゆる『アレ』)へ到るのがお約束なんだよね(・ω・`*)
ホントはそんな事考えたんやけど、ブログ事情とかで書きたくても書けないので、含みみたいなもんをちょこっとだけ入れときましたw
あのあとコトに及んだかどうかは、皆のご想像にお任せ致しますドキドキ(*´∀`*)←