よくあるシチュエーションなんやけど、ひうがの独断と偏見でやるとこうなるオチだったりするw


①イナイレで腐向け
②鬼円で、まもたん視点
③砂吐くぐらいにリリカルで、とても甘いよ!


それでも大丈夫な方は、レッツスクロールだよ!
(*`Д´)ノダシャ!



















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なんか、頭ん中がぼーっとする……。

目の前がグルグルしてて、何がなんだか訳わかんなくなってるような、感じだった。
身体を動かそうとしても、ビリビリッて痛みがして思うように動けない。

あー……。
俺、なんでこーなったんだっけ……?

ちょうどおでこから、ヒンヤリと冷たいモンを感じたので、ゆっくりと手を動かして触ってみた。

これ……『ヒンヤリシート』だ。

なんで俺、寝てんだろう。
そろそろ起きなきゃ、朝練に遅れちまうのに。
そう思って、身体を起こそうとしているのに、頭がフラフラしちゃう。
なんでだよー!と、叫びたいんだけど、その前に目の前がグルグル回っちゃうし。
もう、訳解んなくなっちまう。

「……無理をするな」

え……?

やんわりとおでこに触れてくる感触と共に、どっかで聞いた事がある声がしてきた。
俺の他に、誰かいたっけ?
グルグルしたまんまの視界で、ゆっくり声がした方へ向く。
首を振るだけでいっぱいいっぱいだったけど、今聞いた声は怠さが残っていても安心できた。

「き…どう……?」
「いいから、少し横にしろ」

なんで?と俺が言いかける前に、鬼道の窘める言葉が、強張ったままだった身体の力が抜けてきた。
すっかり冷たさがなくなったヒンヤリシートを外され、もう一度鬼道の手がおでこに触れる。

「う……ん……っ」

くすぐったい感触に思わず強張っちゃったけど、じっとしてろと言ってるような鬼道の表情を見てたら、なんか安心できた。
いつもつけているゴーグルをしていない鬼道のを見るのは何度かあるけど、こんなにドキドキするのは初めてだった。
熱があるかどうか調べてくれてるのに、こんな間近までくるなんて。

「……ッッ」

……ぴとり。

俺と鬼道のおでこが、軽くぶつかってきた。
すぐ目を薀ってしまい、思わず変な声が漏れちゃった。

「……怖がらなくてもいい、円堂」

耳元へ響く鬼道の声。
そんな事わかってるんだけど、鬼道の声がいつもより優しいから、余計訳解んなくなっちまうんだ。
耳鳴りにも似た心臓の音が、どうしても止まらない。
きつく薀ったままの瞼をゆっくり開かせると、鬼道の顔が間近に飛び込んで来た。
けど、あの透き通った視線を見ただけで、すごくホッとしてくる。
心臓の音はいつまでたっても止まらないのに、身体の奥からフワフワで暖かいモンが感じて来た。

「……少し熱が下がったようだな」

フッ、といつも見る笑顔で、俺を見る鬼道。
くしゃり、そう頭を撫でると、そばにあった新しいヒンヤリシートをホカホカな俺のおでこへつけてくれた。

「だが、無理はするな。ゆっくり休んでおけば回復できるのだからな」

そう言って、鬼道は俺にミネラルウォーターを渡してくれた。
買ったばかりなのか、それはいつもより冷たく感じた。
後で聞いたんだけど、どうやら知らないうちに風邪をひいちまったらしい。
練習の時はなんともなかった筈だったのに、いつの間にか倒れてしまったみたいだ。
まあ、幸い練習は休みだったからよかったけど、なんか心配かけさせてしまった気がする。

「いろいろとすまなかったな…鬼道」

つい出ちゃうこの言葉。
俺が目が覚めるまでずっといたんだから、謝るのは仕方ない事だ。
でも、鬼道はそんな事気にしていない、と返す。
あいつからすれば、そういう気遣いは当たり前なんだろう。

「今は回復する事だけに集中しろ」
「あ、ああ……」

くしゃり、とまた俺の頭を撫でてくれる。
なんだか鬼道のいいようにされてる気がするけど、今だけはこいつを信じてもいいかもしれない。

「鬼道」
「……ん?」
「……ありがとな」

俺の言葉に、鬼道はゆっくりと頷いてくれた。






おわり


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『おでこにタッチ』っていいよねw
(´∀`)

無自覚なまもたんだから、限界を超えた時点でぶっ倒れるでしょうね。
まあ、鬼道さん以上に無理しちゃってるまもたんを、一度書きたかっただけなんだけどね←