旅の思い出「袋田の滝」(茨城県) | ひつぞうとおサル妻の山旅日記

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ひつぞうです。
おサル妻との山旅を中心に日々の出来事を綴ってみます。

国名勝 袋田の滝

℡)0295-72-4036

 

往訪日:2021年3月7日

所在地:茨城県久慈郡大子町

営業時間:9時~17時(11月~4月) ※これ以外の時間は無料

入場料:(一般)300円(子供)150円

アクセス:常磐道「那珂IC」より国道118号経由で50分

駐車場:300円~500円

※入場に関してはJAF優待割引あり

 

≪スケールを兼ね備えた美麗なる滝≫

 

こんばんは。ひつぞうです。北茨城あんこう旅の締めくくりに、少し足を伸ばして袋田の滝を訪ねました。新緑・紅葉・雪景色と四季折々の美しさを見せてくれる名瀑ですが、この時期は禿山の奥久慈。別の機会に譲っても良かったのですが、そうしているといつまでたっても行くことができない。

 

「最寄りのインターチェンジからもメチャ遠いしにゃ」サル

 

それにまず来ないエリアなんだよね。ここ。奥久慈男体山に登ったときに来るべきだったよ。ま、逆に言えば混雑しないからいいと云えばいいんだけど。

 

~アクセス編~

 

袋田温泉を目指してひたすら走ればいい。そのうち茶店街に入っていく。駐車場に呼び寄せる管理人が現れるので適当に停めればいい。ちなみに手前にも町営無料駐車場が第1(50台)、第2(220台)と完備されている。しかし滝まで1km。登山ならともかく唯のアスファルト道を1kmも歩くなんて酔狂以外の何ものでもない。それに地元に多少なりともおカネを落とすのは我が家の流儀でもある。

 

「またまたまた~。知らなかっただけでしょ?」サル

 

 

滝見橋を渡るとトイレがあって隣接する観瀑台の管理事務所で料金を払う。

 


眼の前の長さ276mのトンネルに入る。

 

 

昭和54年に完工するまでは歩いて沢伝いに向かったようだ。201m地点で第一観瀑台に到着。

 

 

凄い迫力!

 

 

~解説編~

 

袋田の滝は日本三名瀑に選定されているそうな。因みに残りの二つは那智の滝(和歌山県)と華厳の滝(栃木県)。ほんと日本人は三大●●が好きだね。

 

高さ120メートル、幅73メートル。高さではもっとすごい滝が幾らでもあるが、この幅こそが袋田の滝の命。浸蝕されやすく、細かな凹凸に覆われた凝灰角礫岩の地層に絶妙な水量が注ぐことで、ベールのような滝の白糸が完成する。

 

 

そのため、滝の下の渓谷は穏やかそのもの。

 

ではエレベーターで第二観瀑台にいってみよう。

 

「平成20年9月完成って書いてあるにゃ」サル

 

結構新しいんだね。

 

 

やや俯瞰気味に見ても素晴らしい眺め!四段の滝には甌穴もある。初めて見つけた人は度肝を抜かれただろうね。因みに紅葉のベストシーズンは11月前半。また来る機会があったら是非寄ってみよう。

 

 

「そういえばアイスクライミングしている写真があったにゃ」サル

 

そうなんだよね。今年は数年ぶりに全体の90%が氷結したってニュースになっていたね。

 

 

なかなか見応えのあるジオサイトだった。

 

 

暫くすると青空が見えてきた。もう少し時間をずらせばよかったなあ。

 

「これはこれで美しいだよ」サル

 

そうだね。冬枯れた景色も一興だよね。

 

 

このあと少し離れた湯葉壱で生湯葉を買い求めた。

 

(画像はネットより拝借しました。撮るのを忘れて…)

 

こちらの湯葉は大豆の香りが深くて食感もちもちの絶品。是非お試しあれ。

 

 

食べてばかりの旅物語もこれにて終了。それ以上の寄り道は遠慮して、交代しながら静かに家路についた。車窓から見える北茨城の海辺の町は青空と春風がよく似合った。

 

「ゆばめっちゃウマ!」サル

 

(終わり)

 

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