【アングル:不透明感強まる柏崎再稼動、経営形態議論に拍車も】

ロイター [10/10 18:20]

[東京 10日 ロイター] -
東京電力柏崎原発の再稼動に対し、原子力規制委員会が慎重姿勢を示している。

同原発の早期再稼動は金融機関による東電融資の条件であるため、稼動延期が続けば電気料金の値上げなどを金融機関などが求める展開が予想される。

ただ、電気料金値上げは世論の反発を受ける公算が大きく、政府・与党内で東電の経営形態改革論議に拍車がかかる展開もありそうだ。

再稼動に慎重な姿勢の泉田裕彦・新潟県知事が9月末、東電による柏崎原発6、7号機の再稼動審査申請を条件付きながら承認したことで、市場関係者の間などでは再稼動に向けて一歩前進したとの見方も広がっていた。

しかし、東電や政府関係者には慎重な見方もある。

原子力規制委員会の田中俊一委員長は10月2日の定例会合で、柏崎の再稼動審査申請について「これまで申請のあった他の炉と違い、極めて特殊な事情がある」と述べるなど、福島第1原発の汚染水問題などを優先すべきとの立場を繰り返している。

10日付の毎日新聞朝刊によると「まず福島第1原発の状況を見極める」として審査入りが遅れる可能性を示唆した。

規制委員会は活断層の有無も調べる公算が大きく、政府・東電関係者の中にも再稼動の是非は予断を持てないと指摘する声もある。

また、国家行政組織法3条に基づいて設置されている原子力規制委員会の独立性は高く、「規制委員会の独立性は尊重しなくてはならない」(政府筋)の声もあり、同委員会が慎重な審査姿勢を取れば、それを覆して早期再開に向け、政府が圧力を加えることは難しいとの見方も政府部内にはある。

一方、金融機関にとって柏崎の再稼動か電気料金の値上げという選択肢が、融資継続の条件となっている。

東電側は来年1月に再稼動するとの見通しを銀行側に示していた。

9月末には28金融機関が10月末に借り換え期限を迎える770億円弱のについて融資を延長するとともに、12月に借り換え期限を迎える合計5000億円についても、融資継続する見通しを示した。

しかし、1月の再稼動は現実には相当難しく、東電としては4月以降の再稼動を前提に金融機関に対し、融資継続を求めている。

もし、再稼働のメドが立たないまま時間が経過すれば、来年の電気料金値上げが現実の問題として浮上する可能性が高まる。

ただ、来年4月には消費税率が現行の5%から8%に引き上げられる。

消費税の影響と円安効果などで2014年度の物価上昇率は、3%前後(日銀試算3.3%、民間予測平均2.78%)となる見通し。

柏崎の稼動停止が続けば東電は8.5%程度の値上げが必要とされており、値上げ実施ならば個人や企業の負担増を通じ景気下ブレ要因となる。

仮に電気料金の値上げが不可避な情勢になれば、世論の理解を得るためにも東電の経営改革議論がテーマに上るのではないか、との声が政府・与党の一部でささやかれている。

東電は原発事故を発生させたが、これまでのところ銀行の債権放棄や株主負担がない。

負担が電気料金値上げを通じ、利用者に集中しているとの見方が広がれば、政府・与党に対する風当たりが強まるとの思惑があるからだ。

すでに自民党内では、汚染水や廃炉、除染を進める上で、既存の東電・福島スキームでは限界があるとして、自民党の塩崎恭久政調会長代理や、同党・資源・エネルギー戦略調査会の山本拓会長などが、それぞれ東電の分社化や特別措置法の制定を訴えてきた。

東日本大震災復興策について、自民党内で意見の取りまとめ役を担う大島理森・党復興加速化本部長(元副総裁)は9日、ロイターのインタビューに応じ、 東京電力・福島第1原発の事故収束や東電の経営形態などで、今月中に政府に対する提言をまとめたいとの意向を明らかにしている。

(ロイターニュース 竹本 能文 編集;田巻 一彦)

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電気料金値上げ回避の為に再稼働はやむを得ないと考えるのか?

危険な柏崎刈羽原発を再稼働させない為には値上げもやむを得ないと考えるか…

柏崎刈羽原発に潜むリアルリスクを知れば答えは出る。


【柏崎刈羽原発 フィルター付きベント(排気)でも】

しんぶん赤旗
2013年10月8日(火)


敷地境界で数百ミリシーベルト


全身被ばく 専門家「立地は不適格」


 原発再稼働がいかに住民に被ばくを押し付けるのか―。

東京電力が、再稼働の前提となる新規制基準への適合性審査を申請している柏(かしわ)崎(ざき)刈(かり)羽(わ)原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機で、炉心損傷後にフィルター付きベント(排気)を使用した場合、東電の試算で、敷地境界での全身被ばくが数百ミリシーベルトとなることが分かりました。

本紙の問い合わせに答えたもの。

専門家は「旧来の立地指針(別項)が適用されていれば立地不適格」と指摘します。

7月に施行の新規制基準では、立地指針が適用されておらず住民被ばく軽視が問われます。 (松沼環)

 東電は、放出された放射性物質の広がり方の評価が終わっていないため、細かい数字は公表できないとしています。

また、どういった事故を想定したのかなどについても、国と自治体と協議のうえ公表したいとしています。

 フィルター付きベントは、原発事故の時、原子炉格納容器を破損させないように内部圧力を外に逃がすベントの際に、放出される放射性物質をフィルターで低減させる装置です。

 新基準では、炉心損傷後にフィルター付きベントを使用する場合、放出されるセシウム137が100テラ(1テラは1兆)ベクレル以下となるよう求めています。

しかし、敷地境界線での被ばく線量を確認することは求めていません。

原子炉からはセシウム以外にヨウ素や希ガスなどの放射性核種が放出されますが、それらについての規定もありません。

 東電の説明では、柏崎刈羽原発に設置予定のフィルター付きベントでは、希ガスやガス状の有機ヨウ素は除去できないと認めています。

 立地指針 原発の立地条件の適否を判断するための指針。

重大事故や仮想事故(技術的見地からは起こるとは考えられない事故)が起きた場合も原発敷地境界での全身被ばく量が、250ミリシーベルト以下となることなどを求めていました。

最近では、国際放射線防護委員会の勧告などから、100ミリシーベルト以下で運用。

原子力規制委員会の田中俊一委員長も昨年11月7日の衆院経済産業委員会で「そこ(=100ミリシーベルト)が基本になる」と答えていました。

住民防護に重大な問題

 元原子力安全委員会事務局技術参与の滝谷紘一さんの話 新規制基準は、既存の原発を存続させ再稼働をさせるために、立地指針を適用しなかったのです。

100ミリシーベルトを超える被ばく線量となることは、立地指針に違反し、住民を放射線障害から守る上で重大な問題です。

東電は詳細を早急に公表するべきです。

 また、柏崎刈羽原発は全国の原発の中でも広い敷地を持った原発です。

そこでの敷地境界全身被ばく線量の推定が、これまでの立地指針の目安を上回った。

東電だけでなく、フィルター付きベントの設置に猶予が与えられている加圧水型を含めて全国の原発のベント時の敷地境界被ばく線量の推定を明らかにするべきです。


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新基準ではベントの設置が義務付けられているが、ベントは、全ての放射性物質を防ぐ事は出来ない。

また、ベントがあれば過酷事故が起きても安全と言う訳ではない。

原子炉建屋が健在の状態でなければベントは意味がない。

活断層で建屋が半壊すればベントなど何の役にも立たない。

柏崎刈羽原発は、活断層の懸念も高い。


それでも電気料金値上げ回避の為なら再稼働もやむを得ないと思うのなら、それは、自己中的な考えではないだろうか。

敷地境界で被爆する恐れがある住民が地域経済の為に被爆覚悟で再稼働を望むのであれば仕方ないかも知れないが、それも被爆が境界だけでとどまればの話しだ。

実際に柏崎刈羽原発が過酷事故を起こせば関東への電力供給はストップし新潟は放射性物質に汚染される。

東電の経営破綻も間逃れない。、

被害者への賠償さえ支払われか疑問だ。

同じ電力供給がストップするなら放射能汚染が無い方が良いのではないだろうか。


【原発の安全審査申請で住民周知 新潟】

産経新聞
[10/10 07:55]

東京電力が柏崎刈羽原子力発電所の安全審査を申請したのを受け柏崎市は9日、住民に周知する活動を始めたと発表した。

東電は7月2日、原発の新規制基準に基づく安全審査申請の意向を地元説明のないまま発表。

同市は8月6日にフィルター付きベント(排気)設備の設置を条件付きで事前了解した。

この間の経緯や残された課題についてまとめた文書を約3万3800の全世帯に配布し、同市のホームぺージでも公開した。

再稼働の賛否などを問う約350通のメールや手紙が7月下旬から9月末に届いたことを受け、同市の会田洋市長は「審査申請の真意をきちんと説明したかった。
原発の安全確保をめぐる疑問を問い意思表示を続けると同時に、住民の意見交換も検討したい」と強調した。


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県・自治体は、何よりも住民の安全を第一に考えてもらいたい。


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【1013 No Nukes Day 原発ゼロ☆統一行動 -福島を忘れるな・再稼働を許すな】

Posted on by 反原連

6.2 No Nukes Dayに続き、首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会が合同で大規模アクションを呼びかけます!

10月13日は全国から集まりましょう!

▼ツイッターで情報拡散にご協力下さい!

【10.13 No Nukes Day 原発ゼロ☆統一行動-福島を忘れるな・再稼働を許すな-】

首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会が合同大規模アクションを呼びかけます!

ツイートボタンで拡散を→ http://coalitionagainstnukes.jp/?p=3436


▼集会・デモの詳細

10.13 No Nukes Day 原発ゼロ☆統一行動 -福島を忘れるな・再稼働を許すな-

日時:2013年10月13日(日)

主催:首都圏反原発連合
共催:さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会
協力:脱原発世界会議/経産省前テントひろば/再稼働阻止全国ネットワーク

内容:

○13:00~ 集会 会場:日比谷公会堂

(共催:首都圏反原発連合/さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす 全国連絡会)

○14:00~ 巨大デモ
(共催:首都圏反原発連合/さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす 全国連絡会)

○17:00~19:00 国会前大集会 (主催:首都圏反原発連合)

★デモコース予定

キョリ測マップでデモコース(予定)はHP参照

※上記タイムスケジュールは予定です。

※詳細は決まり次第webにアップします。


コピーライト 2013 首都圏反原発連合HPより…



「首都圏反原発連合」

http://coalitionagainstnukes.jp/

















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