オリンピック招致での安倍首相の無鉄砲発言に続き茂木敏充経済産業相もムチャぶりを発揮。
【経産相、原発汚染水「全体は制御」】
日本経済新聞
2013/9/17 13:11
茂木敏充経済産業相は17日、閣議後の記者会見で東京電力福島第1原子力発電所の汚染水問題について「貯水タンクでの汚染水漏洩は発生しているが、放射性物質は発電所の港湾内0.3平方キロメートルに限定されている。
汚染水問題は全体として制御されている」との認識を示した。
汚染水問題をめぐっては、安倍晋三首相が7日の国際オリンピック委員会(IOC)総会で「状況はコントロールされている」と発言した。
一方、東電の山下和彦フェローは13日の民主党の会合で、汚染水問題について「今の状態はコントロールできているとは思わない」と述べ、政府と東電で認識の食い違いが生じていた。
茂木氏は「個々の事象の発生と全体の状況を混同してはいけない。
(放射性物質は)福島沖を含む広いエリアで基準濃度をはるかに下回っている」と強調した。
【安倍首相の福島原発視察を発表】
時事通信
[9/17 12:57]
菅義偉官房長官は17日午前の記者会見で、安倍晋三首相が19日に東京電力福島第1原発(福島県大熊、双葉両町)を視察すると発表した。
汚染水漏れの実態を把握し、対策の進捗(しんちょく)状況を確認するとともに、貯蔵タンクの監視に当たっている作業員らを激励する。
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外洋の放射線量は、拡散され低いだけだ。
外洋へ流出したと思われる放射性物質の総量は、基準値以下と考えるのはおかしい。
「汚染水問題は全体として制御されている」…???
よくそんな事が言えたものだ!!
外洋の放射線量が低いだけで汚染水問題は、何も制御されてはいない!!
当事者の東電さえ汚染水漏洩の原因や何故、高線量になるかさえ把握出来ていない。
こんな状況で「汚染水問題は全体として制御されている」とは…
まさに
「汚染水安全神話」だ!!
安倍首相も視察に行くなら、福島第一原発沖の海水を舐めて安全を証明して見せろ。
【外洋近く排水溝で220ベクレル 除染の水が流出か 福島第1原発】
MSN産経ニュース
2013.9.12 20:55
汚染水問題が続く東京電力福島第1原発
東京電力福島第1原発の地上タンクから汚染水が漏洩した問題で、東電は12日、排水溝でストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質を1リットル当たり220ベクレル検出したと発表した。
排水溝は港湾外の外洋に直接つながっており、外洋に流出した可能性がある。
上流の排水溝では除染作業が行われており、東電は「除染で出た水の一部が流れた可能性がある。
海への流出は否定できない」としている。
検出された排水溝は海から約150メートルの地点で11日に水を採取。
同地点の前日採取分(同19ベクレル)から11倍に急上昇した。
東電によると、排水溝の上流には約300トンの汚染水が漏洩した地上タンクがある。
タンク付近の排水溝には漏れた汚染水の一部が流れ込んだとみられており、東電では雨水などによって放射性物質が海水に漏れ出ないよう、周辺の排水溝の除染作業を数日前から行っていた。
排水溝の除染作業では下流側に土嚢を積み、洗浄水や剥ぎ取った土を回収して汚染の拡大を防いでいたという。
東電は「土嚢を超えて流れ出た可能性がある」としている。
【東電福島第一原発 たまった水の放出1130トン】
NHK
9月17日 16時6分
東京電力福島第一原子力発電所で台風の影響によってタンクの囲いにたまった水を周辺に放出した問題で、その量が合わせて1130トンに上ることが分かりました。
福島第一原発では、台風18号の影響で雨が強まり、東京電力は、汚染水のタンクの囲いにたまった水について、ベータ線という放射線を出すストロンチウムの海への排出基準である、1リットル当たり、30ベクレルを下回ったことからタンク周辺の地面に放出し一部が海に流れ込んだおそれがあります。
東京電力は17日午前、臨時の会見を行い、放出した水の量は7か所で合わせて1130トンに上ることを明らかにしました。
東京電力は「たまった水の放射性物質は基準値以下だったので『雨水』と判断し放出した。
海につながる排水溝ではなく周辺の地面に放出したのでどの程度が海に出たのかは分からない」と説明しています。
東京電力は、大雨への備えを強化する必要があるとして、タンクの囲いに水がたまらない対策を検討することにしています。
また囲いにたまった水は、海への排出基準のほかに明確な放出の基準がないため、原子力規制委員会と協議しルール作りを進める方針です。
一方、水を放出した場所以外の12か所の囲いで、高い濃度の放射性物質が検出され水をタンクの中に移しましたが、先月中旬まで囲いの中に水がたまらない措置をとっていたことから、東京電力は「過去に雨水によって放射性物質が何らかの形で周辺の地面や地下水に漏れた可能性は否定できない」と話しています。
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福島第一原発は、既に東電には手に負えない状況と言える。
しかも、政府がコントロールされてるだの制御されてるだの言っている様では、この先もっと深刻な事態に陥りかねない。
この様な事を言ってる政府が全面に出て汚染水問題に取り組んで解決出来るのか疑問だ!!
【東電は破綻処理を=共産が提言】
時事通信
[9/17 13:18]
共産党の志位和夫委員長は17日昼、国会内で記者会見し、東京電力福島第1原発の汚染水漏れに関し、東電を破綻処理して国が直接収束に当たることなどを求める緊急提言を発表した。
提言は「もはや東電に当事者能力はなく、東電任せの枠組みでは、コスト優先で安全が犠牲にされる誤りが繰り返される」と指摘した。
提言は計4項目。
東電の破綻処理のほか、
(1)汚染水を海に流さない
(2)汚染水の現状と今後の危険性について徹底的に調査・公表する
(3)原発再稼働と輸出のための活動を停止し、汚染水問題の解決に人的・物的資源を集中させる―ことを求めている。
【「原発ゼロ」を機に脱原発社会への転換を(談話)】
社会民主党
2013年9月15日
社会民主党 幹事長
又市 征治
1.本日、国内で唯一稼働していた関西電力大飯原子力発電所の4号機(福井県おおい町)が定期検査のために運転を停止し、1年2カ月ぶりに、国内50基の原発の全てが止まる「原発ゼロ」の状態となった。
この間、首相官邸前の抗議デモをはじめ「再稼働反対」の声は全国に広がり、世論の大勢を占めている。
福島第一原発は収束するどころか、いまも放射能の拡散や汚染水漏れなど深刻な状況が続く事故まっただ中にあり、故郷に戻れない被災者の苦痛も止むことはない。
今こそこれまでの原発政策を見直し、安全なエネルギー政策に転換する時である。
2.今年7月、原子力規制委員会による福島第一原発事故の教訓を踏まえた新たな規制基準が施行された。
電力各社はこぞって再稼働を申請しているが、免震対策や緊急時対策は場当たり的な対策ばかりである。
そもそも電力各社が、電力供給の必要性からではなく、経営上の必要性から再稼働を急いでいる点に問題の本質がある。
原子力規制委員会には、電力会社の経営や地元の状況などへの配慮を排し、科学的な見地から徹底的に安全側に立って、厳格に判断されるよう求めたい。
3.安倍首相は五輪招致の演説で、福島第一原発の汚染水海洋流出問題について、東電すら否定しているのに、汚染水は「完全にブロック」されており「コントロール下にある」と断言した。
そして、「対策を講じていく」ことを国際社会に約束した。
これが五輪招致のための詭弁であってはならない。
世界からの厳しい注視を肝に銘じ、汚染水対策や除染、被災者救済と復興の加速に本腰を入れて取り組むことを政府に強く要求する。
また、「国が前面に出る」と宣言した以上、これまでのように再稼働ありきの姿勢で事故を矮小化し、隠蔽と受け取られかねない事後的な対応は許されない。
政府は「収束宣言」を撤回し、収束を前提とした復興計画や賠償のあり方も見直すべきである。
4.原発に「絶対の安全」は無い。
地震大国日本においてはなおさらである。
「原発ゼロ」の今日を境に「脱原発」を宣言し、豊かな自然と安全な生活環境を守っていくことを世界に発信するべきである。
社民党は、太陽光・風力・水力・地熱発電、燃料電池など再生可能な「自然エネルギー社会」への早期転換を要求する。
「核と人類は共存できない」と考える多くの人々とさらに運動を進め、原発再稼働を阻止するとともに、「脱原発社会」の実現に全力を挙げる決意である。
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今の野党に自民党の暴走を食い止めるだけの力は無い。
本気で福島第一原発事故の収束と脱原発を目指すのなら、政党の垣根を越えて団結するしかないだろう。
【大江さん「首相のうそ」批判 原発再稼働反対、9000人集会】
東京新聞
2013年9月15日 朝刊
集会で原発の再稼働反対を訴える大江健三郎さん=14日、東京都江東区の亀戸中央公園で
全国で唯一稼働中の大飯原発4号機(福井県おおい町)が十五日に定期検査に入るのを前に、脱原発を望む市民や団体が十四日、「再稼働反対!9・14さようなら原発大集会」を東京都江東区の亀戸中央公園で開いた。
作家の大江健三郎さんら知識人でつくる「『さようなら原発』一千万署名市民の会」が呼びかけ、九千人(主催者発表)が集まった。
東京電力福島第一原発事故の後、福島市から東京都練馬区に娘二人と自主避難した二瓶(にへい)和子さん(37)は「事故で福島の友人らとの絆を壊された。
福島市渡利地区では今も除染を繰り返している」と原発事故への怒りをにじませた。
福井県内で原子力発電に反対する市民団体幹事の松永寛治(かんじ)さん(63)=福井県敦賀市=は「大飯は停止するが、原発直下に活断層があるかないかで専門家たちが議論している。
市民の一部は、どちらが正しいか悩んでいる。
もし大地震があれば大変な事故が起きるとの前提で再稼働を阻止したい」と訴えた。
大江さんは、安倍晋三首相が東京五輪の招致演説で福島第一原発の汚染水の問題を「コントロールされている」と述べ、その後、東電側が「コントロールされていない」と言ったことに触れた。
「首相のうそが日本の評価にどう跳ね返るか、それを引き受けていくのも次の世代に生きる人間。
それを考え続けないといけない」と述べた。
ルポライターの鎌田慧(さとし)さんは「十五日は原発がゼロになる記念すべき日。
絶対にこれ以上、再稼働を認めないという決意の日だ」と呼びかけた。
参加者は集会後、浅草方面と錦糸町方面の二手に分かれてデモ行進した。
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再稼働の前にやるべき課題が山積みだ!!
まず、福島第一原発の汚染問題を解決するのが優先順位。
それも解決出来ないうちから再稼働など有り得ない。
福島第一原発事故を教訓とするなら、他の原発でも汚染水がどうなるか?どう処理するか?新基準に盛り込む必要がある。
以前も書いたが、それらを盛り込むと再稼働が困難となるから盛り込まないのだろう。
他の原発で汚染水問題の対策が取れていたら福島第一原発の汚染水問題も解決している事になる。
もっとも、政府の中では、汚染水問題は大して問題では無いのかも知れないが…
汚染水は、完全にコントロールされ制御出来てるらしいから…
世界を騙すには、まずは身内(国民)から…
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