年間、沢山の犬・猫ペット達が殺処分されている。

飼い主による殺処分センターへの持ち込みが後をたたない。


その呆れた理由とは…


・引っ越すから。
引っ越し先でペットが飼えない。


・ペットを飼ったがお金が掛かり過ぎる。


・子供が生まれたから、もうペットは必要ない。


・病気だから。


・年老いて面倒看きれない。


…などなど、飼い主の身勝手な理由で沢山の小さな命が奪われている。
もっと酷い理由も…


・友達と海外旅行へ行くのにペットをペットホテルへ預けるより処分して新しく買った方が安上がり。


・喋らないからいらない。


この「喋らないからいらない」…っ、言うのは、ソフトバンクのお父さん犬・(カイ犬)が喋っているのを見た子供が、「この犬が欲しい」と親が買い与えたが喋るはずも無く、子供がいらないと殺処分センターへ持ち込まれたケースだ。


無知と言うか呆れかえる理由で殺処分されてしまう。


飼い主のモラル以前に人間としてのモラルが疑われる。


【改正動物愛護法が施行 身勝手な引き取りは拒否】

NHK
9月1日 5時52分

処分される犬や猫を減らそうと、改正された動物愛護法が1日から施行され、飼い主が、世話が面倒になったなどの身勝手な理由で犬や猫の引き取りを求めてきた場合には、自治体が拒否することができるようになりました。

環境省によりますと、全国の自治体が引き取った犬や猫は平成23年度に22万匹余りで、このうちの8割に当たるおよそ17万5000匹がもらい手が見つからず、処分されています。

引き取りを求めるケースの中には、飼い主が世話が面倒になったり、ペット業者が売れ残ったりしたなどの身勝手な理由が目立っているということです。

このため処分される犬や猫を減らそうと、こうした理由で引き取りを求めてきた場合には、自治体が拒否することができるとした「改正動物愛護法」が1日から施行されます。

インターネットでペットを購入して思っていたものと違ったなどとして、引き取りを求めるケースも多いことから、ペット業者が実物を見せないまま販売することも禁止しました。

さらに、飼い主の責務としてペットが死ぬまで飼い続けることが、初めて盛り込まれています。

環境省は10年後の平成35年度までに自治体が引き取る犬や猫を年間10万匹まで減らすという目標を定めていて、飼い主やペット業者に、身勝手な理由で手放さないよう働きかけを強めていくことにしています。



【改正動物愛護法】命を全うさせる責任

高知新聞
2013年09月03日08時23分

 犬猫などのペットが、人の心豊かな生活に果たす役割は大きい。

裏を返せば飼い主には、ペットが命を全うするまで、その健康と安全を守る責任がある。

 今月1日に改正動物愛護管理法が施行された。

販売業者を含め安易な飼育放棄を規制し、終生飼い養う責任を明確にする内容だ。

あらためて人と動物のよりよい関係について、考えを深めたい。

 改正法は飼い主や業者から自治体に持ち込まれた犬猫について、相応の理由がない場合は自治体が引き取りを拒否できるとした。

2011年度に17万匹を超える殺処分を減らし、無くしていくためだ。

 引き取り拒否ができるのは、犬猫などの高齢化や病気などを理由とする持ち込みや、何度も同じ飼い主が持ち込むケースなどだ。

あらかじめ新たな飼い主を探す取り組みをしていない場合も同じ扱いになる。

 自分に何かあったときを想定し、信頼して世話を頼める人を確保しておく。

民間や非営利団体(NPO)の施設を探しておくことなどは、飼い主の責務だと考えたい。

 自治体の引き取り拒否で、野山などに捨てられるペットが増えないかという心配もある。

飼い主失格の最たるものだが、動物の遺棄は改正法で罰則が100万円以下の罰金と強化された。

 長年先送りされてきた動物取扱業者に対する規制が盛り込まれたのも、改正法の大きな特徴だ。

 親から早く引き離した犬猫は人をかむなどの問題行動が出て、飼育放棄につながりやすい。

このため生後間もない子犬と子猫の販売を禁止した。

 近年、インターネット上でのペット販売が増えており、「写真と実物が違う」という苦情などトラブルが急増している。

そこで業者には顧客に動物の現状を直接見せ、対面して飼育方法などを説明するよう義務付けた。

 動物が売れ残った場合などの対応に「犬猫等健康安全計画」をつくり、順守しなければならない。

計画が環境省令の基準を満たさなければ、登録の取り消しもあり得る。

 ただ動物愛護の問題はどれだけ法律を改善しても、最後は飼い主らのモラルとマナーに行き着く。

飼い始める前から動物の習性や正しい飼い方をよく知り、最後まで責任を持つ。

強い覚悟が必要なことは言うまでもない。

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飼い主持ち込みによる殺処分の中でもペット関連業者による持ち込みには怒りを覚える。

ペットショップのショーケースには可愛い仔犬・猫達が沢山ならぶ。
その裏では悲惨な現実が存在する。

少し大きくなった売れ残った犬・猫が安売りされているのをご覧になっ方もいると思う。

売れ残ってしまった犬・猫達は、殺処分されるか繁殖業者へと送られるか…、これがほとんどだ。

中には無料で里親募集するペットショップもあるが、極僅か。


繁殖業者とブリーダーの違いは、繁殖業者は多種繁殖を行い多い所では、1人で数十頭~数百頭を飼育している。

ブリーダーは、単一種を専門に多くても十数頭。
普段は、一般家庭のペットと同じ様な環境下で飼育する。

海外では、ほとんどがブリーダーから飼い主へ、面談の上で引き渡されている。

繁殖業者がブリーダーより多いのは、日本ぐらいしか無い。

繁殖業者にしてみれば、ペットショップから売り残った仔犬・猫(と、言っても生後5ヶ月もすれば身体は大人)を無料か格安で引き取った方が親犬・猫の仕入れコストを削減出来るから好都合。

1人~2・3人で数百頭も飼育していれば散歩など行き様も無く生涯ゲージに入れられたままになる。
劣悪な環境下で飼育されてるケースがほとんどだ。

子供を作れなくなった親犬・猫は、餌代などの経費が掛かるだけの邪魔な存在となる。


多くの自治体(殺処分センター)では、こうした繁殖業者からの引き取りは行っていない。

不要となった犬・猫は自分で処分するか遺棄するかのどちらかだ。

ペットショップにならぶ可愛い仔犬・猫達の裏では、この様な悲惨な現状がある事をペットショップに訪れた客は知らない。


それと、仔犬・猫の殺処分が全体の半数前後に及ぶ現状。
猫の場合、不妊手術をせず外飼いして繁殖期に子猫が生まれたと、殺処分センターへ持ち込むケースと野良猫による繁殖の2ケースが多い。

現在、住宅事情などから環境省や獣医師などは、猫の室内飼いを薦めている。
野良猫に対しては、自治体から不妊手術などの補助金制度もある。

無責任なエサやりにより結局は殺処分を増やしているケースも少なく無い。

犬の場合、田舎へ行く程、仔犬(雑種)の殺処分数が増える。

逆に都会へ行く程、純血種の殺処分が増える傾向だ。


外飼いがダメだとは、言わないが、外飼いするなら不妊手術を義務付けるべきだ。

外飼いのメス犬が野良犬と交配して仔犬が生まれ、その仔犬を処分センターへ持ち込むケースや逆の外飼いのオス犬とメスの野良犬と交配し野良の仔犬が生まれ親犬がいない間に仔犬を処分センターへ持ち込むケースがある。

持ち込む人は、センターで里親を探してくれると思っている人達も多いが、里親に迎えられるより殺処分される方が多い。

飼い主による持ち込みの場合、即日処分か次の処分日で、と言うのが基本だ。

持ち込む飼い主は、殺処分される現場を見ないから気軽に持ち込む事が出来るのだろう。
中には、安楽死だと思っている者も多い。


現実は、炭酸ガスにより、もがき苦しみなが死んでいく。
生命力が強く辛うじて息絶えなかったとしても、そのまま冷凍か火葬されてしまう。

持ち込む飼い主に対し、その時の映像を見せるか自分で処分機のスイッチを押させるかしない限り、正当な理由をこじつけ持ち込むだろう。



【ペットの防災対策 同行避難が原則、備え見直しを】


sankei-Biz
2013.9.1 11:00


 9月1日の「防災の日」を前に環境省は災害発生時、ペットを原則、同行避難させることを明記した初めてのガイドラインを公表した。

大切な「家族」を守るため、日頃の備えを見直したい。

  ケージに慣れる

 9月11日で発生から2年半を迎える東日本大震災ではペットにも多くの犠牲が出た。

被災ペットの数は「推定数すら把握できない」(同省動物愛護管理室)。

東京電力福島第1原発事故にも見舞われた福島県の動物救護本部は今月22日現在で、飼い主が見つからない、または飼い主の元で暮らせない犬36匹、猫150匹を保護している。
(※各保護団体や個人ボランティアが保護した頭数を含めると5000頭以上にも及ぶ)

 ガイドラインでは今回の震災の教訓も踏まえ、災害発生時は原則としてペットは飼い主と一緒に避難することを明記。

各自治体や関係団体に対し、避難所や仮設住宅の受け入れ態勢を整えたり、住民への周知を図るなど、地域の実情に応じた対応を求めている…

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今回の動愛法改正でペット防災対策が盛り込まれたのは、一歩前進と言える。

ペット同行避難の場合、しつけやゲージに入る訓練が必要だ。

また、一般の避難所では、他の避難者とトラブルになる可能性が高い為、ペット同行専用避難所が必要となる。
その点を行政がどの位、把握出来るかが今後の課題だ。


ペット(犬・猫)には、喜びや悲しみ、など人間と同じ様に感情がある。

身勝手な飼い主が殺処分センターへ持ち込んだ犬・猫達は、迎えに来るはずも無い飼い主をひたすら待ちながら殺処分されてゆく。


いかなる理由でも一度飼ったペットを捨てる事はゆるされない。


もし、どうしようも無い理由があるのなら、殺処分センターへ持ち込む前に里親探しに全力を尽くせ。


また、殺処分が減らない理由に安易にペットショップで買う事が挙げられる。


ペットショップが無いドイツなどでは殺処分も無い。


ペットショップで買う前に殺処分センターや保護団体を覗いてもらいたい。


沢山の犬・猫達が里親を待っている。


里親になる事は、小さな命を救う事にも繋がる。

人間に裏切られ、捨てられたペット達に、もう一度、暖かさ、優しさを与えてやれるのも人間だ。



日本は、先進国でありながら動物愛護後進国だ。

命の尊さを教えるより日本経済、国益にかなう人間作りをして来た結果だろう。

日本の動物愛護法は、動物達を守る為の法律のはずがペット業界を守る為の法律と化して来た。


今回、少しだが動物達の為の動物愛護法に近付いたかも知れない。

しかし、まだまだ、仔犬・子猫は可愛いと言わんばかりにピックアップしてペット業界の業績に貢献するTV番組が多い。


その分、ペットを安易に買い身勝手に捨てる人間が増え殺処分が増える。


メディアの在り方も飼う側の意識改革も必要だ。


ペットを捨てる(処分)前に今一度、飼い始めた頃の喜びを思い出して欲しい。


人間は、裏切るがペットは裏切る事を知らない。



こうしている今も日本中で沢山の犬・猫達が炭酸ガス室に追い込まれ死んでいる…


















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